約束
ゆびきりげんまん
ゴミで作った夢の島
車掌の居ないモノレール
ゆびきりげんまん
半袖短パン野球帽
どっちを向いても山おろし
ゆびきりげんまん
海に沈んだ太陽が
街の灯りをばら撒いた
ゆびきりげんまん
一本道を振り向けば
子午線交わる標準時
ゆびきりげんまん
一生一度のお願いを
下らぬ事に費やして
ゆびきりげんまんゆびきった
やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール