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「水の国、わかやま。」 〜水が織りなす絶景の旅へようこそ〜 のシンポジウムに参加した話

はじめに

2019年10月11日(金)に赤坂見附にある紀尾井カンファレンスで開催された
「水の国、わかやま。」 〜水が織りなす絶景の旅へようこそ〜 という
和歌山県と和歌山県観光連盟が主催するシンポジウムに参加しました。

きっかけは、家族が和歌山に4年前から縁あって住んでいるのですが
昨年初めて訪れ、海も山もあって自然豊かな場所で魅了されていました。
また、福岡に住んでいた頃から仲良くさせていただいている
東京のお姉様で放送作家のたむらようこさんがパネルディスカッションで
登壇するということもいいタイミングで。
非常に興味深いシンポジウムだったので告知いただいてすぐに申し込みました。

内容について

1. 基調講演
・テーマ:和歌山の“水”のすばらしさ (講演者:内山りゅうさん)
2. パネルディスカッション
・テーマ:「水の国、わかやま。」に行くべき10の理由
 コーディネーター:内山りゅうさん
 パネリスト:たむらようこさん・鎮目博道さん・神谷有二さん

今回、写真撮影・録画・録音は禁止だったため、テキストメインであることを
どうぞご容赦ください。

基調講演について

講演者の内山りゅうさんは、東京・日本橋生まれ日本橋育ちの江戸っ子で
和歌山の水の美しさに魅了されて、20年前に移住なさったとのこと。

冒頭に地球上の水の種類から淡水についての解説があったのですが
地球の水の割合は7割・うち地球上の水で人類が利用可能な淡水というものは
わずか0.01%しかない
ということでした(知らなかった…)
その中でも日本は類稀なる「水の国」であり、湯船を作ってお風呂に入ること
水道の蛇口から水が出てくること・お手洗いが水洗であるということ…
私たち日本人が「当たり前のことである」と水について認知していることは
実は日本以外の国にとってはそうではないことで「有難いこと」だった
のです。

その中で内山さんが魅了された和歌山という場所は、そんな日本の中でも
海と山の距離が近く、南に行けば行くほど山が海に迫ってくるような地形で
非常に興味深い場所であったそうです。
紀伊半島の森への畏怖・そして紀伊半島南部の非常に雨の降る地域という環境で
珍しい生き物がたくさん生息しており、和歌山の淡水の世界は非常に稀有だとか。
ちなみに雲が出来て雨が降る様子がよく見える場所も和歌山にあるとのこと。
(和歌山には東京や東京をちょっと離れた場所では見られない自然がたくさん!)

そして今回初めて内山さんの講演で知ったことは「水の色」について。
水の色というのはクリアであればあるほど「透明」ではなく「青色」だそうです。
その中でも和歌山にしかない「水色」があり、美しさは言葉に言い表せない、と。

自然の生み出す水の美しさ・水の織りなす色の美しさ・水を通した和歌山の自然は
世界でも稀有なものであるということを写真を通して知ることができました。

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余談ですが、今回のシンポジウムで配布されたパンフレットの和歌山の水の世界。
見開きも美しい写真たちがたくさんでしたが、スマホの写真越しは伝わらない…。
スライドショーとコンセプトムービーのリンクを以下に共有したいと思います。

そして後半は和歌山に根付いている「水文化」の話。
和歌山には数多くの水を通した人の営みがあるんだ、という紹介がありました。

1.古座川でカヌー
 古座川ではカヌーのアクティビティがさかん。
 古座川町のタクシーにはボンネットの上にカヌーを置けるように
 器具を設置し、送迎できるよう準備されているほど。

2.鮎釣り
 和歌山は鮎釣りがさかん。
 一度鮎釣りを覚えてしまうと楽しすぎて病みつきになるらしい。

3.棚田の活用
 棚田は水を一滴も無駄にしないための工夫。
 川湯温泉はマイ露天風呂が作れる。

4.水を使った食べ物作り
 和歌山は果物・野菜以外にも
 こんにゃく・ 豆腐・ お酒作りに適していて非常に絶品である。

5.川湯温泉
川から温泉が色々な場所で湧いているから  
自分だけのオリジナル露天風呂(マイ露天風呂)が作れる。

6.高野山のお坊さんとの関わり
 高野山のお坊さんが修行で水行をしている光景も和歌山ならでは。

7.川ガキ
  川ガキとは、川で遊ぶ子供たちのこと。川に飛び込んで遊ぶ光景も風物詩。
 その中でも誰に教わるでもなく子供の中できちんとルールを決めて
 遊んでいる光景は、小さな世界が育まれている。 
 *飛び込む時の高さについて学年別も子供同士で決めたりしていて
   和歌山以外の場所から来た子供たちにも親切に促したりしている

ちょうど水を通した和歌山の自然の写真を見ていた時におっしゃっていたのですが
ちなみに那智の滝は滝自体が神様のため、たとえ撮影でも滝壺へは行けないそう。
滝を神として祀る文化ももしかしたら水文化なのかもしれません。

最後に、和歌山の水の世界・水文化を通してお金で買えない心の豊かさを知り
「心が豊かになることの大切さ」を和歌山の水の世界から教わったというお話で
この基調講演を締め括りました。

内山さんは、和歌山の水の世界を写真集として出版しています。

和歌山県産品の試食と試飲・写真パネル展について

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休憩時間は若干混雑していたので慌ただしく写真を撮ったのですが
試食と試飲のコーナーで有田みかんと古座川の水で入れられたホットコーヒー。
言うまでもなくコーヒーもブラックなのに柔らかい美味しさが分かるほど。
みかんは帰宅して食べましたが、甘さと酸味のバランスがちょうど良くて美味。
家族に有田みかんを送ってもらっていたこともあり、美味しさを思い出しました。

そして後ろには基調講演でお話しなさっていた内山さんの写真集や公式サイトで
掲載されている写真パネルも本編で紹介されたもの含め展示されていました。
やっぱり和歌山っていいところなんだな…。

パネルディスカッションについて

パネルディスカッションは、前半講演で素敵なお話を聞かせてくださった
内山さんに加えて、放送作家のたむらさん・プロデューサーの鎮目さん・
山と渓谷社の神谷さんの3名が加わって楽しいお話が繰り広げられました。

テーマは ”「水の国、わかやま。」に行くべき10の理由”…なんですが
心の中で「10個以上あるやないかい!」というツッコミを入れてしまったほど
とにかく楽しい内容でした。(つか締めに同じツッコミみなさんなさってたし笑)
あの場にいなかった方もったいなかったよホント…。

それでは”「水の国、わかやま。」に行くべき10以上の理由”を(笑)
私なりにまとめてみましたのでまずはご覧ください(後半順不同…)

1.東京から近い
2.すごい川がある
3.水がとにかく美味しい
4.和歌山の水のポテンシャルがすごい
5.果実が美味しい
6.うなぎ・海老が豊かな水に育まれていて美味しい
7.懐かしい日本の夏を体験できる
8.自然体験が安心してできる
9.自分や自然と向き合える
10.アドベンチャーワールドのパンダが可愛い!
11.ご飯が美味しい・古座川のジビエ料理(特に猪)は一度堪能すべし
12.モクズガニのメスが美味しい
13.たくさんの種類の温泉がある(前述の川湯温泉以外にも)
14.ボウズハゼが見られる
15.川の魚が人に寄ってくるほど人に懐いている珍しい光景が見られる
16.山に行ってボーッとしに行くなら絶対に和歌山!

バーッと思い出した内容で書いたんですが20個近いやないかーい(笑)

この中で印象的だったのは「東京から近い」というたむらさんのオススメ。
羽田から空路で南紀白浜空港へ行くルートだと約70分で到着するんだ…。
去年私は新幹線で新大阪まで行って、特急に乗り換えて和歌山に行ったんですが
空路は市内にある家族の家から距離がある関係で見送っていたんだけども
行きを新幹線との乗り継ぎ、帰りを観光してそのまま東京に戻るという流れなら
空路を活用するのはかなりお得かもしれない、という気付きがありました。

そして周りからへぇーと声が上がった「和歌山の水のポテンシャル」について。
和歌山の水で作ったお茶とコーヒーがとにかく美味しい!
お茶は味が優しくなり、コーヒーはスッと飲めて苦味がひっかからないそうで。
そしてカップラーメン(塩味とシーフードの二種類)の味も際立って
麺が20分経っても伸びなかったという驚きの結果が出たそうです。
もともと軟水で作るとカップラーメンは伸びにくいらしいけども和歌山の軟水は
他の軟水よりも不思議な力をがあるということが判明したというお話でした。

実験した内容はこちらの「ガジェット通信」で詳しく書かれています。

前半の水の魅力と違う形での和歌山の水の話はかなり面白くて興味深かったです。

おわりに

昨年、初めて家族のいる和歌山を訪れて観光スポットを回る機会がありました。

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去年は熊野本宮・那智勝浦・高野山など海と山へ行く割合が多かったけど
次回は王道の神社仏閣コースを回りつつ・まぐろ・焼き餅・ラーメン・豆腐
美味しい果物付きのパンケーキや和歌山名物のグリーンソフトなど食い倒れながら
川の魅力を堪能できる古座川や時間切れで個人的に行けなかった白浜など
とにかく和歌山県のなかでも行けていない場所がたくさんありました。
まだまだ知らない和歌山があるな…と多くの発見があったシンポジウムでした。

来年は白浜スタートで南の方から旅行しよう…と二度目の和歌山の旅を
家族に提案して、新しい旅の思い出作りの準備をしようと心に決めたのでした。

「水の国、わかやま。」公式サイト



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