【活動報告15 RON & f ペアリングディナー】
【活動報告】
第11回 RON & f ペアリングディナー
2022年9月21日（水）
福岡県北九州市小倉北区にある
Bistro Chinese RON（ビストロチャイニーズ ロン、中華料理）様にて、
ペアリングディナーイベントを開催致しました。
毎月、定期的に開催させて頂いているイベントです。
RON & f ペアリングディナーでは、
入江シェフが選び抜いた
「旬」の食材から構成されるカラダが喜ぶコース料理と
ソムリエ塚里がセレクトしたお飲み物をお楽しみ頂きます。
新たな可能性のご提案と
ワインに馴染みがない方にもご参加して頂けるようにとの
シェフとマダムの思いから、日本酒やシェリー酒など
様々なお飲み物をご用意させて頂いております。
【9月21日（水）のお料理とお飲み物】
「豆花 皮蛋」
最初のお料理は、豆乳で作った温かい豆腐を、皮蛋（ピータン）のソースで召し上がって頂きました。ソースには、アクセントに柚子胡椒を加え、まろやかな味わいの豆乳豆腐とピータンの濃厚な味わいを爽やかやにまとめます。
こちらのお料理には、アンリエ・バザンのブラン・ド・ノワール（ピノ・ノワール 100%）をご用意しました。まずは、フランスのシャンパーニュで乾杯し、その後に温かい豆花をお出しします。
豆乳の風味を大事にしつつ、濃厚な皮蛋に味わいをよせるように考え、黒ブドウを使った辛口ながらコクのあるシャンパーニュで合わせました。
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2021 K.J. Watson Vineyards Rosé - Closson Chase
「鰹 ピンクグレープフルーツ シャインマスカット」
次のお料理は、スモークした鰹をフルーツとマスタードを使ったソースで召し上がって頂きました。ソースのマスタードの辛味と酸味、ピンクグレープフルーツの爽やかな酸味とほろ苦味が、ロゼワインと相性が良く楽しんで頂きました。一緒に添えたシャインマスカットも合わせる、よりジューシーな味わいが加わり、ワインとの相性を繋げます。
ご用意したロゼワインは、「2021 ワトソン・ヴィンヤード ロゼ- クロッソン・チェース」です。
カナダのオンタリオ州にあるワイナリーで、ブドウはピノ・ノワールを使用します。酸味はやわらかく、まろやかながら、余韻に心地良い渋味が残ります。フレンチオーク（古樽 ）で発酵 し、ワインにややボディがあるたる鰹のような赤身の魚やスモークの香りとも寄り添います。
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白酒 × カンパリ × ヴェルモット
「鶏レバー ドラゴンフルーツ」
こちらのお料理は、鶏レバーのチャーシュー仕立てで、チャーシューを作る時と同じソースを使って作ります。甘味とコクのある味わいのため、よく熟したドラゴンフルーツ（赤）と合わせても美味しく召し上がって頂けます。
お飲み物は、中国で有名で蒸留酒である白酒をベースにしたカクテルをご用意しました。トロピカルフルーツフレーバーが特徴的な白酒に、カンパリとヴェルモットで味わいに苦味とスパイシーさを加えます。仕上げにソーダ割りにすることで、アルコール度数の強いお酒を食中でも飲みやすくなるように仕上げました。
「鹿 イチジク 松の実」
ペアリングディナーで人気の定番メニューとしてご用意している春巻きは、毎月、中身の具材がかわります。今回は、鹿肉をベースに、半ドライにして甘味を凝縮させたイチジクと松の実を巻きました。
お飲み物は、イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州でつくられた赤ワインをご用意しました。「2018 ロス・ディ・ブリ - メロイ」で、ブドウはメルローからつくられます。
やや重ための味わいですが、まろやかな酸味と果実味のバランスが良く、口当たりよく楽しめる赤ワインです。鹿肉はもちろんですが、イチジクの甘味と松の実も風味とも相性が良いオススメの赤ワインです。
「甘鯛 里芋」
次のお料理は、香ばしく焼き上げた甘鯛を里芋のソースで召し上がって頂きました。里芋のソースには、ラー油と山椒オイルがアクセントとして使われています。
サクサクとした甘鯛とトロリとした味わい深い里芋のソース、ラー油などの辛味が加わります。
お飲み物は、福岡県八女市にある「繁桝」という日本酒で福岡県を中心に広く親しまれている酒蔵でつくられた「熟成大吟醸 枯淡」を合わせました。大吟醸を約5年ほど貯蔵庫で熟成させた日本酒です。大吟醸の味わいをキープしつつ、程よい熟成感が加わることで、お料理の味わいを包み込みます。またソースに辛味があるため、大吟醸の華やかな辛味が寄り添います。
「牛肉 辣醤」
お肉料理は、宮崎牛をズッキーニ、パプリカなどのお野菜と辣醤という唐辛子をベースに作られた辛味がある調味料で炒めてご用意しました。お好みで、レタスに包んで召し上がって頂きました。
お飲み物は、フランス・ノルマンディー地方・コトンタン地域を代表するエルーのシードルをご用意しました。古来の伝統製法で作られている自然派シードルです。
シードルとは、林檎から作られる醸造酒で、スパークリングタイプのお酒です。
エルーのシードルは、古来製法で作らているBIO認定されたお酒です。
古来製法の特徴は、
「野生酵母のみを使用」、「加熱殺菌しない」、「加水しない」、「炭酸ガスを注入しない」、「瓶内二次発酵（エルーでは第三次発酵のポジション）」といったポイントがあります。
今回は、エルーがつくるシードルの中でも、辛口のタイプをセレクトしました。
りんごの甘味と酸味がバランス良く、甘すぎない辛口シードルです。牛肉の旨味と甘辛いソースに、りんごの甘味と旨味が調和します。唐辛子の辛味にも、やや甘い味わいがピッタリと合います。
また、中華料理とのペアリングディナーでは、様々な味わいのお料理とお飲み物を召し上がって頂きますので、お酒があまり強くない方には最後まで楽しんで頂けるように、今回はシードルをご用意しました。
「蛸 お米」
次のお料理は、関門海峡たこを使った、リゾット風チャーハンをご用意しました。
タコからとったお出汁をたっぷりと使い、風味豊かに仕上がっています。また食べたくなるクセになるお料理で好評でした。
お飲み物は、スペインのシェリー酒をセレクトしました。
バロン社がつくる「ミカエラ オロロソ」で、紹興酒に似た香り、味わいを持つお酒です。紹興酒と比べると、やや酸味があるのが特徴で、中華料理のテイストととも楽しみやすく、ペアリングディナーのお飲み物で、いつも活躍しているスペインのお酒です。
「カボチャ ココナッツ」
本日のデザートは、ココナッツプリンにカボチャのソースを合わせたお料理です。お飲み物は、「タリースーチョン」という茶葉に燻香をつけた紅茶をお出ししました。たっぷりとお酒も飲んだ後ですので、香ばしさのある紅茶の香りとデザートでペアリングディナーの余韻を楽しんで頂きました。
ご参加頂いた皆様、ロン様、ありがとうございました。
福岡のBistro Chinese RON様でしか味わえない特別な時間になるように
引き続き頑張ってまいります。
よろしくお願い致します。
次回以降の日程のご案内です。
日時：2022年10月19日（水）
19時スタート
会費：¥22,000（お料理代、お飲み物代、税込）
会場：ビストロチャイニーズ ロン
日時：2022年11月9日（水）
19時スタート
会費：¥22,000（お料理代、お飲み物代、税込）
会場：ビストロチャイニーズ ロン
ご予約は先着順とさせて頂いております。ご了承くださいませ。
ご予約が4名様となった時点で開催致します。
お一人様でのご予約も大歓迎です。
また、ご予約や内容についてのお問い合わせは、Bistro Chinese RON様、
または塚里にご連絡下さい。
皆様のご参加を是非お待ちしております。
f 代表
塚里恭平
「ワインを日常に」
ビストロチャイニーズ ロン
Bistro Chinese RON
https://bistrochinese-ron.jp
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