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子どもと運動をする上での意織を向けるたった一つのポイント

正論は「正しい」けど「楽しい」をかき消す



普段は理学療法士 兼 ピラティスインストラクターとして仕事をしています。トレーニングの成果を感じてもらうのに、姿勢や運動パフォーマンスの変化をbefore→afterで撮影して比較します。

身体が変化することによって達成感やモチベーションは出てきます。



では、子どもたち(思春期前 小学校低学年まで)に対しても同じことを求めるのか?


結論から言えば求めるべきですが…優先順位は2番目です。


その理由は、子どもたちが運動をする大前提は「楽しい」が先になければ、どんな運動も続かなくなるからです。


身体の使い方や運動学習の観点から言えば、正しく伝えるのは理学療法士の得意技です。


ただし、子ども相手に正しい使い方を伝えたところで億劫でしかありません。むしろ運動が嫌いになるだけです。


逆に「楽しい」を一番にした運動にするなら、You Tubeやネットで検索すれば幾らでも出てきます。
これなら、別に理学療法士でない方が良いです。むしろ理学療法士は楽しく運動をするとか「遊び」を提供するには経験値不足です。


では子どもたちに何を意織して運動に取り組んでもらえれば良いのか?


子どもたちのどこに注目するのか?

運動する時に大切なのは、
「その子の大切な部分に目を向けてあげること」です。

本人が気づかなかったところに気づかせてあげることが最重要となります。

運動の上手い下手は個人差があります。
課題が出来ていることが素晴らしいのではなく、
その子が「どのように取り組んだのか」を褒めてあげることが重要です。

本人が意図的に意織していなくても、前回との違いを感じていたり取り組む姿勢が変わったか?など本人が無意識下で取り組んでいることに気づかせてあげることも重要なきっかけづくりです。

まとめると、運動をする上で大事なことは
その子が運動中何に意織しているのか?に目を向けてあげることです。

その意識には2種類あり

・本人が意織下で意織していること
・本人が無視下で意織していること


この2種類を見分けながら楽しく運動出来ると、子どもたちにとって
自分を見てくれている環境だと心を許してくれるようになります。


以上運動する上で意織するべきたった1つのこと
についてでした。


また、次回もどうぞ宜しくお願いしまーす!




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