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人・情報・金がもっと流動的になればきっと世界は良くなる。


なぜ世界は生まれた国や育った環境が違うだけでこんなに不平等なのだろう。

もし、アフリカや東南アジアに生まれていたら衣・食・住を満たすことで精一杯で1年後安心して生活できる保証もなかったかもしれない。

もし、中東で生まれていたら内戦やテロが不安で生きている心地がしなかったかもしれない。

例え、日本に生まれていたとしても母子家庭だったらお金がなく大学にいけなかったかもしれない。


たまたま僕は日本に生まれ、日本の中でも裕福な家庭で育ったと思う。
大学入るまではごく普通の家で育ったと思っていた。
けど、大学に入って初めて海外に訪れ、そこで孤児や学校にいけない子供達を目にして考え方が大きく変わった。
(この時何を感じたかはまた別にかけたらと思います)

今まで過ごせていた日本の生活は当たり前なんかじゃない。
もしかしたら学校にいけない人生だったかもしれないと気づいた。


そこから僕はどんな場所で生まれどんな場所で育ったとしても、
同じ機会が与えられてそれぞれの人がやりたいことに挑戦できる世の中になればいいと考えてきた。
(発展途上国だけでなく、日本や先進国も含めて)
ただ、どうすればいいか考えても教育が大事くらいのアイデアしか出てこない。

なら、貧困の地域と呼ばれる場所に訪れ何が足りていないのか、どうすればその場所に貢献できるのか考えるためインドに来ている。

まだ全然思考が深く及んでいないのですが、1つのアイデアが思い浮かんだ。


人・情報・金がもっと流動的になればきっと世界は良くなるのではないか


①なぜ人が流動的になる必要があるか

当たり前ではあるが、人によって持っている能力や知識、考え方は違い
その力を発揮できる場所は人それぞれ異なるのではないか。
例えば、日本の大企業のマーケティング部署で働く人は会社にとってはもしかしたら代替可能な人かもしれない。
だが、もしインドのNGOにきたら代替不可能な人になると思う。
そもそもマーケティングの知識がNGOにないのでどうすれば顧客が集められるか、資金が集められるか考え方がわからない。
けれども日本企業で力をつけた人なら間違いなくNGOの力に、その人にしかできないことになると思う。

これは一例にすぎないが、大きな組織に属している人は今の環境に満足してない人がいると思う。
そんな人たちが力を最大限発揮できる。そして人が足りてない場所は活性化するので人がもっと流動的になれば社会は良くなると考える。

②なぜ情報が流動的になる必要があるか

情報がどうやったら手に入るか考えると大きく分けてメディアと人づての2つがある。
メディアは新聞、テレビ、そしてインターネット。
インターネットは世界中に普及しほとんどの地域で使われている。
だが、情報が氾濫しているため欲しい情報を受け取ることは難しそうに思える。
今いるインドのブッタガヤでも同じだ。
仕事を探している人はいるが、デリーやコルカタの求人情報を探しているかというと見たことある人はほとんどいない。

また、ひとづてで手に入る情報も少ない。
なぜなら、ほとんどの大人が村から出たことがないため村の外の情報を持っていないからだ。
だからコネをもとに仕事を見つけることができない。

何も仕事の情報だけではない。
エンジニアになりたい人が何を勉強すればいいかの情報は都心には溢れているかもしれないが地方にはない。

必要な情報を求めている人にうまく行き渡るようになれば、機会損失が少しは減ると考える。
そんなサイトやメディアがあれば社会は良くなるはず。

③なぜ金が流動的になる必要があるか

有名な話だが、1%の人が99%との人と同じ富を持っている現状だ。
お金が足りない人と余っている人が共存している。
これが少しでも分配されれば生まれながらの不平等は小さくなるはずだ。
日本で少しずつ活発になり始めたクラウドファンディングはいい例だと思う。
ただ、お金を渡しただけではもらった人がどう使えばいいかわからず困ってしまう可能性がある。
だからお金を渡す側が、もらう側と一緒にどう使うか、お金が足りない人と一緒に考えることができればいいなと思う。

お金が少しでも分配されていけば社会は良くなるはず。



今考えているアイデアを書いたが抽象的な話になってしまい、具体さに欠けている。
これからの期間は今立てた仮説を検証する期間にしていこうと思う。

どんな人がいたらいいか、どんな情報を求めているか、お金はどれくらい足りてなくもしお金があればどう利用するか。
そんなことをいろんな人に対してヒアリングしながら検証していけたらと思う。

もし、今立てた仮説がある程度正しいなと思えたら帰国してから実行していきます。