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元不登校になった今、昔の自分と向き合うこと

私は、不登校を約10年以上経験してきた。

今は、大学を休学して、不登校の子どもたちの居場所づくりをしている。

だから、今は一応「元不登校」と自分では認識しているのだ。

なぜなら、学校という縛りにはいないから…

それだけでも、気分は違う。

だけどね、私にはどれだけ時間が経っても消えないものがあった。

それは、私の中にある恐怖や不安。

不登校のきっかけとなった小学1年生の頃、担任からの過度な指導から私は人が怖くなった。

そこから、私は沢山の辛い経験をしてきた。

っていう話を、この間親とした。

親から言わせると、私は我慢強く、一つも文句を言わなかったという。

言われてみれば確かに…

だから親は、「今になってもっと親を責めていいんだよ」ってね。

「今まで溜めていたものがすっと流れると、もう少し楽になると思うよ」

本当にそうなのかもしれない。

でもそれって、親との関係だけの話ではない。

なんでもそうなんじゃないかな。

すべての嫌な記憶、今まで全部自分にしまい込んでいた。

自分が悪い。
確かにそう思っていた自分がいた。

不安なことは恥ずかしい。
これは今でも消えない考え。


そんな、頭の中の考え方の癖がかなり染み付いているようだ。


少しずつ、自分と向き合い言語化する…
それってとっても難しいことだけど、やってみるしかない!

そうやって、一歩ずつ今までも進んできた。

だから、今は人生のどん底にいるわけではない。

ただ、登ろうとしているふもとにいるだけ。

昔の自分を捨てるわけでもなく、背負うわけでもなく、ただこれからの力にして持っておく。

今でこそ、言語化がちょこちょこできるようになってきたからこそ、未来は見える。

それが大事!

一歩ずつ、過去と今のバランスをとりながら…


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