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「政治には金がかかる」のではなく

政治資金パーティって何だろうか。詰まるところ金持ちや企業からワイロをもらってたってことだ。一応ルール上、名前を公開しておこうというだけで、やっていることはワイロ政治だ。

その「公開したワイロ」を秘密にせずにしておこうって決めたのに、今回してなかったから問題になっている。

しかし、そもそも公開してもしなくても、やっていることは金にモノ言わせて「利益うちらの会社に回して」ってこと。ワイロなんて公開してもしなくてもやるべきじゃないに決まっている。

金のない庶民の利益は後の後に回して、金持ちに有利な様に金儲けさせるだけの話。それを政治家と金持ちで山分けしているーーなんて前近代的なのだろうか。

「政治には金がかかる」とか「ドーセみんなやっている」ではなく、保守政治とは企業に利益を回す政治で、政治家と企業が自分たちの身分を守るための政治だっていうことを我々は理解しなければならない。現代の所得格差は新たな「身分制」としてピケティなどの学者が警鐘を鳴らしている。

保守政治=右派=「身分制」保持

革新政治=左派=「身分制」打破

右派、左派はフランス革命の時に由来する

どちらの方が私たち庶民にとって良い政治になるか。政治に金がかかるのではない。今の政権与党は明らかに保守政治を目指す政党だ。現状として保守政治だから金がかかる、我々が金儲けの道具にされるのだ。企業と金持ちの「身分」を守るやつらの「公開したワイロ」いつまで許すのか、答えは自明だろう。もちろん、革新政治がバラ色とは言わない。主権者として政治に対する関心・監視・批判の精神は常に持たなければならない。

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