2024年4月13日(土)「帰省と母と私と」

弾丸な帰省。
今日は東京にもどる。

どんなに日にちが空いたとしても、
実家に戻れば、ふっと時が戻るような気がする。

お花がたくさん咲く玄関への道。
いつもころがる居間。
親戚一同の幼い頃からの身長が刻んである柱。
一段降りる土間から外への抜け道。
勢いのないシャワー。日の当たる縁側。

変わらない場所。
いつもの場所。

そこがわたしの帰る場所。

新幹線に乗るときは、いつも寂しい。

今回の帰省は特に、
「頑張る」という言葉が
自分の心の中に大きく広がった。

大きくなるにつれて
母の偉大さをより感じる日々。

本家に嫁いだ母は、
年に何度もある親戚の集まりの度に
ご馳走を作り、準備にかけまわってきた。
家族のために、せっせと働く。
嫌な顔せず。とことん。
今では畑仕事に園芸に精を出す。
丁寧に丁寧に、
月に一度のお墓の掃除も欠かさないのだ。

母は当たり前だというけれど、わたしには到底それが当たり前の行動とは思えないのである。

母から学ぶことがたくさんある。
わたしは、母のようになれるだろうか。

新幹線の中で、あれもこれもと
母の偉大さを感じながら、
してもらったことを思い出した。

短い時間だったけど、
帰省できてよかった。










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