<第76回> 求人票に書いてあった内容と、実際の条件・業務内容がちがうのですが…
こんにちは、安斎響市です。
今日いただいた質問は、
はじめまして。
初めての転職活動をしている中で安斎さんの事を知り、著書『私にも転職って、できますか?』『すごい面接の技術』『転職の最終兵器』及びnote記事『安斎響市の転職プロジェクト』3部作を購入・参考にさせていただいております。
そのおかげで、面接に進んだ2社目にして早くも内定をいただくことができました。 本当にありがとうございます。
しかしながら、内定通知書の内容が元々の求人票と異なる部分があり、気になっています。(完全週休2日制→週休2日制に変わっている、そもそもの業務内容が全く別のものになっている等)
条件面談ではその部分も含め伺う予定ではありますが、休日・休暇部分については最も重要視していた部分であったため、「この企業で大丈夫か…?」という疑念が生まれ、その企業への印象もとても悪くなってしまったと感じています。
正直なところ、ここまで早く内定までたどり着くとは思っておらず、 内定後についてはまだあまり考えていなかったのですが、 このようなことは転職をする中でよくある事なのでしょうか?
お忙しいところ大変恐縮ですが、お答えいただければ幸いでございます。 よろしくお願いいたします。
というものです。
私の本、noteを読んでいただき、ありがとうございます。
「安斎響市の転職プロジェクト」
① 運命を引き寄せる「職務経歴書」の書き方 & 応募企業の選び方
② 相手を一撃で惚れさせる、圧倒的「面接」テクニック
③ 年収を爆発させる「給与交渉」と「退職」の出口戦略
これらを読んで、しっかりと考えて勉強すれば、転職活動で内定を獲得するのはそれほど難しくないでしょう。
しかし…
実は内定が出た後にも、いくつかの試練が待ち受けています。
その一つが、今日の質問のような、「内定前に聞いていた話とちがう」というトラブルです。これは決して珍しいことではなく、様々な会社の採用プロセスで実際に起こっていることです。
この記事では、以上のような「内定前に聞いていた話とちがう」という事態がなぜ発生してしまうのか、どのように対応するのがベストか、について書いていきます。
「内定前に聞いていた話とちがう」のは、なぜ?
基本的に、求職者は企業が公開している「求人票」の内容を見て、どこかしら惹かれる部分があったからこそ応募していると思うので、内定が出てから「求人票と異なる内容での採用」という話が出てくると、裏切られたような気分になります。
実際、こちらの期待への「裏切り」と言っても良いでしょう。
しかし、実際にこういうことはよくあります。
例えば、面接の途中で、
ここから先は
サポートいただいたお金で「餃子とビール」を購入させていただき、今後の執筆活動に役立てたいと思います。安斎に一杯おごりたい方は、ぜひサポートをお願いいたします。