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<第140回> 面接で「転職回数の多さ」に対する上手い回答方法はありますか?

こんにちは、安斎響市です。

今日いただいた質問は、下記のようなものです。


私は転職回数が多いので、面接官に 「この人はすぐ辞めないだろうか」という懸念は最低限、払しょくしておく必要があるのですが、面接でどう回答したら払拭されますでしょうか。

※この週刊連載「安斎響市の転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。

転職活動の心構えやテクニック、面接や企業選びの具体的な対策方法などについて、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。

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この手の質問、たまに来ますね。

「転職回数の多さ」は、企業側から見て結構気になるポイントです。
だからこそ、しっかり事前に対策をしたい部分だと思います。


実は、過去にも似たようなテーマで、何度か記事は書いています。



これらの2つの記事に書いたのは、主に下記のような内容です。

  • 「転職回数」をあまり気にしない傾向の会社を選んで応募する

  • 「転職回数」のマイナスを超える、プラス要素をアピールする

  • 過去の「転職回数」を後ろめたく思わず、堂々としていた方が良い

(詳細が気になる方は、ぜひ読んでみてください!)


ただ、時間を経て改めて考えてみて、もうちょっと具体的な「面接対策」「書類選考対策」的な内容もあった方が良いのかな… と感じたので、今日はもう一度書きます。


過去の転職回数が多い人のための、「面接でツッコまれたときの模範回答」と「職務経歴書で減点を減らす書き方」のポイントです。


「転職回数の多さ」にも、流石に限度がある


最初に、大前提として、いくら「転職回数が多い」と言っても、せいぜいこの辺りまでが許容範囲だよね? という話をしておきます。

この記事を読んでしっかりと対策をしたとしても、転職回数が限界突破している人は、たぶん無理です。さすがに限度があります。

この記事では、「これさえやれば、どんな人でも確実に」みたいな嘘は言いたくないので、先に、きちんと線引きをしておきます。


転職回数「何回まで」なら、転職でキャリアアップできる可能性がまだ残されていると思いますか?

逆に、「何回を超える」と、もう努力次第で何とかなる範囲を超えてしまって、その後のキャリアがハードモードになると思いますか?


その境目となるのは、

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