Vol.2リフォーム屋と学ぶ、部分リフォームのメリット&デメリット
皆さんこんにちは。
小さなリフォーム工務店から大きなまちづくりに携わることを目標にしている、Kyoです。リフォーム屋の私とリフォームの基本について学んでいきたいと思います。本日は部分リフォームのメリット&デメリットについて勉強していきたいと思います。
前回の投稿↓
○はじめに
生活をしている中で見つかる、お家の問題点や改善点って沢山ありますよね。それを解決してくれるのが自宅の一部分だけ改修する部分リフォームになります。部分リフォームは、メリットとデメリットの両方があります。そのため、よい点と悪い点を知り、自宅に合っているかどうかを判断することが大事になってきます。それぞれをしっかりと把握しておくことで、どのようなリフォームを行うとよいのかが、わかりやすくなります。
○部分リフォームのメリット
1.低コスト&予算が組みやすい
部分リフォームは全体を改装するよりも費用を抑えられます。また予算に合わせて、特定の部分だけをリフォームできるので、経済的な負担が軽減されます。
2. リフォーム期間が短い&手間の軽減
部分リフォームは全体をやり直すよりも短期間で終わることができますので、生活の中断が最小限に抑えられ、手間が軽減されます。
3.引っ越しが不要でコスト削減
リフォーム自体の規模が小さいため、仮住まいを用意する必要性がありません。一時的な引っ越しが不要なことでコストは大幅に削減でき、リフォーム以外の出費を抑える事が出来ます。
○部分リフォームのデメリット
1. 全体的なバランスの難しさ
部分リフォームの場合、お家の全体バランスを取ることが難しくなってきます。部屋ごとに機能やデザインが大きく変わることがありますし、リフォーム済とリフォーム前の部分が余計に目立ってしまい、景観が崩れてしまう場合があります。
2.構造問題の解決にはつながらない
部分リフォームの際、他の部分の構造や問題を見逃すリスクがあります。表面的な傷や故障は直せても、構造を支えている柱や下地などは部分リフォームの範囲を超えるため、工事ができません。
3.途中での変更が難しい
部分リフォーム中に変更を加えたい場合、全体を改装するよりも手間がかかることがあります。計画を細かく立て、変更がある場合は早めに対応することが大切です。
4. 長期でみれば、満足度が不足するかも
部分リフォームは一時的な満足感を提供するかもしれませんが、長期的な視点で考えた際に、全体的な満足度が不足する可能性があります。
○まとめ
部分リフォームは予算や時間の制約がある場合にはとても優れた選択肢になります。しかし、全体のバランスや構造的な問題など予期せぬ問題にも注意が必要になってきます。現状の予算やライフスタイルに合わせて、着手する前に、慎重に計画し、専門家と二人三脚で進めることが、部分リフォームを成功させる鍵になってきますよ。
本日も最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。この記事が1㎜でも誰かの為になれば幸いです。
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