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作って良かった:漢方薬局の薬膳カレー

実山椒キーマカレーが無性に食べたくなり、このところ気になっていた薬膳カレーバージョンで作ってみました。タイトルにもある通り、元にしたレシピはこちらです。

世間には沢山の薬膳カレーがあふれています。が、何をもって「薬膳」というのか、素人の自分にはイマイチわかりません😅
そこで、漢方薬局のレシピなら大丈夫だろうというざっくり感覚で、こちらのレシピを使わせて頂きました。

ここ数年、ずっと市販のカレールーや小麦粉を使わないカレーを作っているので、こちらの薬膳カレーのレシピを見た時には「なんだ、普通のスパイスカレーのレシピじゃん」と正直思いました。が、漢方に詳しい方が解説してくれた組み合わせなら(漢方は組み合わせも大事だとよく聞くので)薬膳効能もそれなりに確かなのかも、と思った次第です。

スパイスカレーを作る際には、最初にホールスパイスを炒めて油に香りを移し、中盤でパウダースパイスを投入して煮込み、終盤に生スパイス等を入れるというのが最近巷で言われている一般的な方式かなーと思いますが、今回の薬膳カレーも同じ方式でした。やっぱり王道方式なんですね。

今回使ったスパイスはこちら。

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パウダースパイスはターメリックとカイエンペッパーです。ホールスパイスはクミンシード、カルダモン、クローブ、シナモンスティックですね。ここまではレシピ通りで、さらに追加して今回は山椒を足しました。赤いのは群馬の農産物直売所で買った山椒で薄緑のは高知県産の仁淀川山椒で半々にしてみました。山椒を足したのでカイエンペッパーをやや少なめにしています。

山椒は以下の薬膳講師さんのサイトでもかなり推していたので、とんでもないことにはならないかなーと。

レシピのホールトマト(水煮)は冷凍があったのでそれと、熟していた生のトマトも足しました。

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玉ねぎも使ったレシピよりやや多めにしています。スパイスを増やしているのと、後で好みでガラムマサラなどを足そうかと思っているので、レシピより材料が多い方が辛味が調節できるので、便利かなーと(個人的には)思います。

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あと、玉ねぎを炒めている最中にスパイス香を嗅いでいて、もう少し爽やかさがあっても良いのでは?と思い立ったので、追加でコリアンダーも入れることにしました。カイエンペッパーと同量くらいで。

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後で確認したところ、コリアンダーを入れるのは、薬膳的にもウエルカムだったようで、安心しました。

炒め玉ねぎににんにく生姜を加えて炒め、パウダースパイスと塩を足したタイミングでトマトを加えました。

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後の変更点は水です。トマトの水分を飛ばしたところで水を入れて煮込むのですが、ここで水の代わりに薬草茶を投入しました。最初のカレー完成写真と一緒に映ってるあのお茶です。杜仲茶やハト麦グアバどくだみ柿の葉くま笹等、12種の薬草が入っています。薬膳カレーが美味しいお店で、薬草茶をカレーに入れていると聞いたので真似してみました。

また、煮込みの際には、追い山椒として実山椒を入れました。

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もう少しで完成です。ここで味をみてガラムマサラを少々足しました。

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レシピでは鶏もも一口大でしたが、挽肉を使いました。こちらもレシピよりやや多めです。

家にある野菜を適当に焼いてのせ、完成です。追い山椒も。

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そもそも、今夏、実山椒カレーを外のお店でいくつか食べてみたのですが、自分の食べたい物とは異なりました。だったら自分で作ろう!となったのですが、ちょうど最近美味しいなぁと思った薬膳カレーで作れば、一石二鳥なんでは?となった次第です。

本来のレシピ通りには作っていないので「作って良かった」に入れるかどうか迷いましたが、作って良かったのは事実ですし、リピートもすると思います。

ようは、元の薬膳カレーに山椒を足した「だけ」です。これが「だけ」なのか違うだろ!なのかは個人の好みの範疇かなーと思うので、気になったら是非チャレンジしてみてください😄。

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