【平家物語】巻04_05 信連
冒頭に以仁王が十五夜の月を見ながら不安を語る場面があって、その後「子の刻」に追捕の兵が屋敷に押し寄せています。旧暦8月で日が落ちるのが遅いであろうこともあわせて考えると、けっこうギリギリの脱出です。そりゃ笛も忘れるわ。
敵の大太刀&大長刀相手に奮戦する信連の姿も魅力的ですが、このあとしばらく戦闘シーンを描く機会はあるので、今回は以仁王の笛の場面のほうにしました。
女装の以仁王がぴょんと溝を飛び越えるのを見て、通行人が「はしたない女房だな!」と思った……とか、ちょっとした小ネタ