見出し画像

#聞いたよ20歳 vol.43 osioさんへ


聞いてよ20歳!


20歳に伝えたい文章を1000字以上で投稿するコンテスト。応募作品に対しての感想を投稿する、それが聞いたよ20歳!です。



ーーー



43.わたしもあなたもシンデレラ。


osioさんの作品を読んで、人物像を想像していくうちに「osioさんのような上司がほしいな」なんて思いました。年齢が近いというのもあり、同じ空間で仕事・会話したい、なんて。

文章のひとつひとつが、かっこいいんです。

なのにやさしさと読みやすさが絡んでいて、osioさんの文章をもっと読みたいと思わせてくれるほど魅力的だと感じて、ほかの記事も読ませていただきました。

引き込まれる内容のおもしろさと、読みやすさ、美しさがありました。

ライターの端くれです、とプロフィールに書いていらっしゃいますが、私はもっとosioさんの文章が読みたいです。吸収したいです。これから先、きっと素敵なライターさんになるんだろうなと私は感じました。



ーーー



幼いころ。
母の手を握りながら見上げる「大人」たちは、とても偉く賢く見えた。

私も、大人というのは「かっこいい」存在でした。車が乗れる、お金を稼げる、いろんな場所に行ける。昔から自由主義な私は大人に憧れを抱いていました。

がんばったら褒めてくれる。成績が良かったら褒めてくれる。憧れを抱いている大人から褒められると嬉しかった。

ですが、よくも悪くも大人のことを知らなかったです。

中学生・高校生と時をかけるうち、「大人」を「大人」だからと言って信用していいんだろうかと訝しむようになった。

反抗期というのも一部の原因かもしれませんが、この時期になると「大人ってなんだよ」と訝しむ気持ちに、とても共感しました。

自分の中で好きな大人も嫌いな大人もできて、ちょっとずつ身体の成長とともに「大人」を知っていった気がします。

「大人が嫌いだ」ど嘆いていたあのクラスメイトは、大人になったいま、どんな気持ちで過ごしているのかなあ。私は自然と大人になってしまったし、そいつもきっと自然に大人になっている。答えなんてどうでもいいんですけどね。

osioさんの紡ぐ文章を読んでいくうちに、ふと学生時代の景色を脳内で再上映してみました。いろんな大人がいたなあ。



ーーー



「大人」になりたてのあなたに伝えたいのは、大人の大半はテキト~~~に生きているただのこどもだよ、ということだ。誰も教えてくれなかったけど、大人とこどもの間に垣根はなかったらしい。

大人が嫌いだ、なんて思っている人がいたらどうかosioさんのことばを思い出してほしいです。

テキトーなんだって。それも「テキトー」ではなく「テキト~~~」なのですよ。

だから逆にいうと、これを読んでいるあなたも、たまには「テキト~~~」に生きてみてもいいんじゃないかなと、そんなメッセージも込められている気がしました。

世の大半の「大人」たちも、自分のことが「大人」だと思っていなかったり、「大人」だと言い聞かせながら生きているこどもだったりするのです。20歳になったからといっていますぐ「大人」になる必要はないから、安心して。

頑張って生きるでも、テキトーに生きるでも、大人は大人です。大切なのは「あなたらしく生きる」なんですよね、きっと。

なんやかんやで私も大人になって1年半が経ってしまいました。私も少しずつ「私らしい大人」になれるように強く願い、行動できたらと思ってます。



この記事が参加している募集

note感想文

みつけてくれてありがとうございます。 いいね(♡)は元気の源です!サポートはもっと元気になります!笑 定期的に更新していますので、よかったらまた、きゆかの様子を見にきてあげてください!