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足を運ぶこと


いまある変わらない日常が、死ぬまで変わらないでほしいって願えるか。

変わらない日常を、どれだけ大切にできるか。

日常を見つめ直そう、そんなnoteが私のタイムラインに流れてきたのです。


すぐさま私は、こちらの記事に登場するKさんという方と自分を照らし合わせてみました。もしも自分がKさんの立場だったら。


ライブハウスに足を運ぶ

Kさんは地方のライブに足を運ぶほどライブハウスが大好きだったそうです。ウラニーノのライブはもちろん、いろんなバンドのライブに足を運んでいて、今の私と似ている日常にエンパシーを感じました。

だからきっと、もしも私が数年前から癌を患い闘病生活を送り、秋にはお医者さんに余命を宣告されて来年の春までは生きられないと告げられたら、私もライブハウスに行くと思います。

命の期限が少ないときこそ、私がいま過ごしている「日常」を大切にしたいです。

ライブハウスに足を運ぶという日常が、私にとって大切なことだから。

きっとKさんも癌になる前からずっと、ライブハウスに足を運ぶことが大切な日常だったのではないでしょうか。

深夜バス移動で地方公演にもガンガン来る人だったので「意外とタフなんだな」と思っていました。
亡くなる前、お見舞いに来たお友達に、「友達には会いに来てもらえるけど、バンドマンには私が会いにいかなくちゃ会えないもんね」と言っていたそうです。

入院されてもスマホなどで音楽は聴けるはずなのに、Kさんはライブハウスに足を運んで音楽を聴いていた。

ライブハウスの音楽が好きだったのでしょう。ライブが生きる糧になったのでしょう。心の底からライブハウスが好きだからこそ、最期までライブハウスに足を運ぶ選択をされたのでしょう。

「バンドマンには私が会いにいかなくちゃ会えないもんね」

闘病生活中にこのセリフが出るくらい、私はライブハウスとバンドマンに対する熱量があるだろうか。

闘病生活という「今までにない日常」の中に、ライブハウスに足を運ぶという「変わらない日常」が、心の支えであり、Kさんにとっての大切な日常だったはず。


変わらない日常を明るく生きたい

とは言いつつね!やっぱ生きてるライブハウス好きの我々は重く考えずに、明るく楽しくいたいなあ。なんて。

今日もライブハウスでは、あなたが愛してくれたバンドマンたちが大いに歌っております。人生をかけて、実に楽しそうに。たとえこれが最後のライブになっても悔いのないような…そんなことを考えてるヤツはたぶん1人もいません(笑)

この部分、なんとなく好きです。

確かに「最後のライブになっても悔いのないように」って考えてる人少ないと思います(笑)。だけど自由で呑気でも、人生かけて楽しんでいる人が集まるライブハウスだからこそ、愛される人に全力で愛される場所なんですよね。

Kさんのこと、何も知らないのにたくさん語ってしまいました。長きに渡る闘病お疲れさまでした。心よりご冥福をお祈りしております。

私は今日も、楽しくライブハウスに行ってきます!!


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