![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87519307/rectangle_large_type_2_b12e7ffaabb6f1236e8dba39557838af.jpeg?width=800)
スーパーの店舗から、DX推進を!
こんにちは。
関西にあるスーパーのマーケティング部に所属して、データ分析やDX推進などを行っているものです。
社内DX推進のために日々いろいろなことに取り組んでいますが、まだまだ全然進んでいません😫
最近も他社さんのすばらしいDX事例を目の当たりにして、
「進んでる!しかもアイデアがすごい✨」と驚いたところです。
ただデジタル化を進めているだけではなく、効果・効率的な使い方をすごく工夫してしているなと、ものすごく感銘をうけました。
そして、本社の一部だけDX化が進んでもダメなんだなーということも知ることができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1663691527308-iiorQsd6E9.png)
店舗の課題解決にむけて
本社での課題は山積みですが、今日は店舗での課題解決について考えてみようと思います。
デジタルツールをテーマに、非線形発想法(※)を使って解決方法を考えます。
(※)非線形発想法とは課題解決のための発想法で、テーマや課題を書き出し、あらゆる組み合わせを考えるというものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1663691784701-zM0D0SfHHR.png?width=800)
主にレジ担当の方に課題についてヒアリングをしたので業務内容が偏ってしまっていますが、6つの課題に対して6つのデジタルツールをあげてそれぞれを組み合わせて考えました。
解決できそうな組み合わせの中から3つに絞って、実装可能か検証していきたいと思います。
非線形で考える
レジタッチキー ✖ 画像認証
レジタッチキーとは、バーコードを付けられない野菜などの商品をレジに登録してタッチパネルに表示させ、タッチパネルを押すことでレジを通すこと。つまり、タッチパネルのキーを押すという意味です。
最近はフルセルフレジも増えてきて、不慣れなお客さまはタッチパネルから商品を探すこともたいへんでお会計に時間がかかってしまいます。
🌟 そこで、
画像認証を使って、カメラにかざすだけで商品を認証します。
レジのシステムに画像認証機能を追加することはできませんので、画像認証自体はスマホかタブレットで行い、認証した商品のバーコードを表示させてそれをスキャンします。
これでお客さまはもちろん、レジに不慣れな従業員でもすぐにスキャンすることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1663696348062-v0lGGcEM8V.png)
拾得物管理 ✖ アプリ
店内での落とし物やお忘れ物などは、サービスカウンターでお預かりをして一定期間を過ぎると警察に拾得物として届け出をします。
そのため、拾得物管理台帳に必要事項を記入して管理をします。お客さまが気づいて取りに来られた際は、ご本人さま確認をして管理台帳にサインをいただきます。
これを紙で管理しているので、届出書への転記、取りに来られた時に台帳から探す等、数々の人手がかかっています。
🌟 そこで、
アプリを作成して、写真・必要事項をクラウド保存して管理します。
必要事項のなかにタグを入れることで、日時の他にキーワード検索ができて探しやすくなります。
また、届出書への出力も行うことで記入の手間も省け、転記ミスもなくなります。
ただ、返却時のサインをアプリにしていただく、となると実装は難しそうですので、サインの代わりになるものを考える必要があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1663696012093-W1iMbAaoBf.png)
商品補充 ✖ SNS
うちの本社には無人店舗があり、主幹部署であるストアオペレーション部が発注やメンテナンスをしてくれています。
ですが、日々の品出しは各部署が持ち回りで担当していて、その部署が外出やテレワークなどで本社不在時には品出しできていないのが現状です。
🌟 そこで、
カメラで品切れを判定して、SNSでアラートを発信します。
ここでも画像認証を使って、補充が必要かどうかの判定をし、必要な場合は主幹部署へLINEでお知らせをします。
LINE配信内容には、当日の担当部署も記載して、すぐに品出し依頼の連絡ができるようにします。
![](https://assets.st-note.com/img/1663697277692-ldrzUXf9n0.png)
デジタルツールを知る
Teachable Machineを使った画像認証や、LINE Bot、ノーコードでのアプリ作成など、今勉強中のデジタルツールを使用すればなんとか実装できそうな気がします。
試しに、商品補充 ✖ SNSを作成してみました。
少し前の、今よりデジタルツールを知らない自分だったら、非線形で組み合わせたものの、「プログラマーじゃないんだから、そんなん無理!」と考えることをやめてしまったんじゃないかなと思います。
便利なツールを知って、アイデアを出して効率よく使う。
デジタルツールというのは、アイデアを出す手段なんだなぁと改めて思いました。
これからは、「課題解決のアイデアを出してくれるツールだよ!」と言って、どんどん周りにデジタルツールを教えてあげようと思います。
そして、コツコツと一歩ずつDX化を推進いたします!
ご覧いただきありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?