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【友達(SNS)をリセットする実験】

26年生きてきて、幸運にもたくさんの人と出会うことができて、SNSの友達を確認すると、322人。
多いのか少ないのかはわからないけれど、この中で素の自分を出せている人は何人いるだろうと考えるようになった。
自分の考え方に共感してくれてなにもない自分を応援してくれる人ってどれくらいいるんだろう。


・きっかけはSNSの投稿ボタンを押す度に躊躇した事

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会社でいい成績を残した時、彼女と旅行に行った時、みんなが投稿しているような内容で何度も投稿しようと思ったことがある。
でも何故か違和感を感じて、投稿できずに意味もわからないダサい自炊の写真を投稿していた。

それはやっぱり、SNSにどこか違和感を感じていて、鍵をかけたアカウントで、喋ったこともないような人からフォローされて、その中でただの自慢合戦になっていることが嫌だった。
ぼくが好きだなあと思っている人は大概投稿頻度が少なかったり、見る専門になっていたのでそれも影響していたのかも知れない。

・SNSを利用する意味について

自分なりにものすごく考えた。
結論としてはあたり前のことだけど、目的によって変わると思った。

①鍵をかけて、友人に近況を報告する目的
②自分の好きなものを発信してオンライン上の友人を集める目的
③企業の広告用として商品をPRするため
④自分の好きな情報をスピーディーに集めるため
⑤etc...

この他にも色々な目的がSNS利用にはあると思う。
自分はなんでSNSを使っているのか。見たくもない友達でもないような人の自慢話を見て、陰で「自慢しすぎだよねー」っていうためなのか。
それは絶対に違うと思った。
だれだってストレスのない世界で生きたいはずだ。特に僕はそう思った。

・SNSを使う目的を探す実験

そこから色々と勉強をしながら実験も繰り返してきた。
それでもSNSを辞めない理由は、起業をするなら避けては通れないPR方法だから。それとうまく共存していくと決めていた。

まずは既存のアカウントで、試しに見た映画のこととか、思ったことをブログのように長文で書いてみたけど全然ダメ。
投稿しても不安になるし、急にSNSを使いだして友人になにか思われないか心配になった。

そんな時に出会ったのがSNSマーケティングの本と、NewsPicksのThe UPDATEの「承認欲求型は終わり?SNSの未来」というテーマだ。
本ではSNSを使う目的と、ペルソナ設計が非常に重要であるというお話と、番組の方ではこれからのSNSは承認欲求型と、自己実現型の使い方で二極化していくという話だった。

簡単にまとめると、承認欲求型は何かを投稿して「いいね」をもらい、世の中に認められていると感じる使い方。

自己実現型は、なにか事業を始める人が、そのストーリーを発信し、共感者やサポーターを集め、自己実現していく。もしくは、自分で動くことができないそのストーリーの共感者も他人が夢を叶えているのを自分に置き換えて、応援することで自己実現をしていく。
番組ではスポーツ選手を応援するのに近いと話していた。

これがやりたいと思った。



・ほぼ0からのスタートを開始

そうして新しくツイッターのアカウントも作り直し、発信の仕方も変えて、元々好きなものを語るのが好きな僕は、今こうしてnoteというSNSも目的を持って使うことになった。
もちろんフォロワーはほぼ0。今後増えるという確かな見込みはない。

でもそんな状況だからか、オンラインだろうと、オフラインだろうと、自分の価値観と合いそうな人には積極的に会いに行くようになった。
なんせ友達が少ないから。笑

人材業界のつてを使ってイベントにも参加したり、銭湯業界で活躍している人の銭湯に行って掃除のお手伝いをさせてもらったりした。

今まで、アカウントに鍵をかけて、閉鎖的なコミュニティの中で、遠慮して投稿していたけれど、今は全く違う。
色んな新しい人に出会って、たくさん思いを話してきたけど、ぼくのまだまだ粗い計画にも「いいね!」といってもらえることが増えてきた。
賛同者も少しずつだけど増えてきて、事業も少しずつ前に進んできた。


・SNSの意味

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改めて、人によって意味は変わってくると思う。
ただ、ぼくにとっては、今まで自分の近所で作るしかなかったコミュニティをオンラインで繋いで、日本中世界中で、自分の価値観に合った人に出会うことができる素晴らしいツールだと思っている。
そしてオンラインで繋がった関係をオフラインでもっと強固なものにしていきたいと今は強く思っている。

その出会いによってオンラインや、オフラインで新しい仕事や、楽しい仲間ができたら素晴らしいと思う。

今後も目的を見失わず、自分を見失わずに仲間集めをしていきたい。


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