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最後までエールを送れなかった朝ドラ

コロナ禍でドラマ撮影が途中で中断されてしまったのは大変なことだったと思います。

んが!それを差し引いたとしても面白くなかったです。 

東京AK局制作の102回目のドラマ。朝ドラ至上まれにみる酷さ…久しぶりの男性が主人公…しかも窪田正孝主演!!

ええ、期待してはいけない…期待しては…と。
つーか、何で新しく始まる朝ドラにあまり期待するなよなのバイアスがかかるのでしょうか?

あまちゃんスタッフ再集結!なんて煽りがあれば、そりゃ〜期待するに決まっているじゃんねー‼️期待に応えてこその朝ドラでしょ‼️これまで数々の駄作を制作してきたAK局挽回のチャンスはいつなの?今でしょ!(林先生口調で)

・・・多少不吉な予感はありました。

ドラマスタート前からの脚本家の降板騒ぎ。
過密スケジュールの中、主演俳優が体調不良やら怪我して降板!
あるいはレギュラーメンバーの不祥事(薬物関係は本当によくありましたよね?)病気が理由で?ではなく脚本家自ら降板を申し出たの?ナニ??ひょっとして?まさか…⁉️さまざまな憶測や噂の飛びかうSNS界隈。

脚本家と演出家お互いの言い分→なんて知らないし、朝ドラクラスターは降板の理由なんて知らなくていいと思います。面白いドラマさえ見せてもらえるのならば…演出家が脚本書いたっていいんですよ別に…(ゴーストライターでは困りますが)

そーいえば脚本家が途中降板した朝ドラ☞京香ちゃん主演の『君の名は』がありましたね〜。たしかあれも異例の一年放送と『おしん』に継ぐ長丁場でヒットを狙った割には…(イヤ、『君の名は』は見てなかったんで何も言えませんわ)


ーーそしていよいよの放送開始
いきなり原始時代から始まる朝ドラ??(ざ、斬新過ぎるな)でもあまちゃんスタッフだし…奇抜狙いなのかな?たしかに古代は音楽という概念がなかったから足音とか物音に敏感だった(と思うし…)なるたけ好意的に前向きに視聴しようとしていた自分を(今となっては)褒めてあげたい(アトランタオリンピック女子マラソン銀メダル有森裕子の名言)

それでも…東京オリンピックのあの青空に描かれた五輪マークの栄光の架け橋へ(当時は『いだてん』絶賛再放送中でした)
ハレの日の開会式入場場面に最終回は繋がっていくんだよね〜?

国立競技場に鳴り響くファンファーレ…オリンピックマーチ(ってどんなんだったっけ?)チャチャチャ・チャーラン♬チャチャチャ・チャーラン♬←エア空耳
古山夫妻が国立競技場の階段を上がってくるところで、つづく(少なくとも私の中では第1回目のヒキは期待度90%でした)

それを(第118回)たった2分の早回しで終わらせました。ちーん…(合掌)


大河ドラマ『いだてん』クラスターの雄叫び…

『澪つくし』クラスターが一斉に2分じゃ「恋あら(恋のあらすじ)」途中までしかかかんねーよ!と突っ込んでいるのはウケました。

あぁ゛〜orz

休止の間の再放送は見てなかったです。再会してからはも!あんまり期待はしていなかったけど、それでも…それでも、もっと何か…ナントカする部分ってあったんじゃないの〜?と以下恨言を延々と書いてきます。
———読みたくない方はここでバック

先週の月曜日の111回『君の名は』の15分だけは面白かったよ。北村有起哉(モデル菊田一夫)の力があったのかもしれないけど、始め予定されたストーリーが役者がおたふくの為にメインの主役2人だけになってしまい二転三転する脚本は(今のコロナ禍と超シンクロしているじゃない!)朝ドラおじさん出演の効果音も必死!裕一も必死で自分の職務を全うした。こーゆーのだよ!ワシが観たかったのは結果じゃなく過程!!何故たった一日しかもたなかったんだ?

翌日以降の娘(華)の恋愛のエピソードを一週間もダラダラと引き伸ばす無駄な必要性ってあったのかしら?
しかも架空の(史実ではなく実在してない)ロカビリー歌手との結婚式。
古山裕一作曲でもない架空の歌をわざわざ演奏してまで披露する必要性って本当にあったのぉ〜??声を大にして叫びたいわ。
※架空というのか、ちゃんと作詞作曲しているロカビリーバンドの人は実在してます。披露宴のお客さん役で出ていたよね?

花嫁な父の裕一の挨拶シーン感動した?
わたしは裕一がもう何を喋ったのかさえサパーリ覚えてないよ。

ここで朝ドラクラスター達の優しいところは「もっと〜〇〇だったら、わかりやすかったのに…」と具体例を挙げるところです。みんなどうしたら?少しでも面白くなるかを突っ込みながらも結構真剣にみながらも考えているのです。

私だったら娘婿にはロカビリー歌手じゃなく、オリンピックを目指してマラソンをしている若者をアキレス腱断絶とかで華のいる病院に入院させるな。
相手「オリンピックに間に合わんばい!(熊本弁)」それを誠心誠意を尽くしてなぐさめる華。やがて2人は引かれあい…フッ☞しょうもない妄想に我にかえる

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いらすと屋さんは何でもあるなぁ…ロカビリー歌手はなかった。リーゼントで探したらちょっとイメージと違った絵が出てきたのでウサギにした。

少なく共、前々作のなつぞらは女性アニメーターといった海のものだか山のものだかわからない職業を(結構都合いい展開だらけだったけど)描こうとはしていたよね?(よく省略されていたけど…)
なつちゃん。動画をパラパラめくるだけではなく、他の仕事も(一応)していたわよねぇ?


劇中出てきた古山裕一(古関裕而)の作曲した曲

①船頭可愛いや(知らなかった)
②紺碧の空(出だし部分しか知らない。早稲田卒の人がみんな推している曲)
③六甲おろし(有名曲)
④露営の歌(勝っでくるぞと勇ましく〜出だしだけ聞いたことある)
⑤栄冠は君に輝く(甲子園の曲で聞いたことはある)
⑥とんがり帽子のナントカ(知らない)
⑦長崎の鐘(知らなかったか)
⑧イヨマンテの唄(知らなかった)
⑨ジャイアンツのテーマ(野球に興味ないけど知っている)
⑩オリンピックマーチ(これもなんとなく聞いたことある)

は、半年間でたった10曲??

実在のモデルの方は生涯に5千曲作曲したとWikiにあった。コロナのせいコロナのせいって言ってるけどさぁ…

この物語の主軸は一体何なの?何を書きたかったんだろう?ホント謎だわ?エールとタイトルあるけど、誰かが誰かを応援していたっけ?あっ、早稲田の応援団??まさか終戦後落ち込んだプリンス育三郎をわざわさ福島くんだりまで裕一が慰めにいったり、四十過ぎた裕一の弟の婚姻相手を「がんばれー」と応援した音とか、ま、ましゃか!あれがエールだったの?え?まさか…ね?イヤタイトル回収にこだわるつもりはないわよ。でも…

最終回の志村けんからの手紙はアレはナニしてナニをこうだから…もういい(突っ込むの疲れた)

つうかさぁ!木枯くんの「俺の作る曲は流行歌!お前の作る曲は歴史に残る歌」とか云々→詳しい台詞忘れた

小山田先生からの手紙「わたしは音楽を愛していたけど君は音楽に愛されていた」とか何なの?モデルの人に超失礼じゃないの?

なんて承認欲求の強い主人公なの…そんなにまで裕一上げする必要ってあったの?

裕一そんなにメジャーだった?山田耕作の子供時代の話は国語の教科書に載って習った記憶があるけど、古関裕而は朝ドラになるまで知らなかったよ。わたし…

裕一の作った曲は多くの人に愛されて歌われ続けてきたけど…半年で10曲じゃあね(失笑)あ、『モスラのうた』とか他のBSの紹介番組で知りました。

ーーー最終回
なんか葉山の御用邸みたいな別荘で療養している音ちゃんと看病する裕一。ラストのあの海辺のシーン。

あそこさぁー始めから散歩して、外にいる演出じゃダメだったの?どうせ最終回なんかほぼ半分は回想シーンだらけだったからいいじゃない。

〇海辺
水面を横切るカモメ
砂浜を駆け回っている子供達の笑い声。それを眩しそうに眺めている古山夫妻(音は車椅子に座っている)

音「気持ちいい…今日はとっても気分がいいわ」
裕一「ちょっと歩いてみようか?音」
とまどう音。両手を差し出して音の手を取る裕一。
一歩一歩踏み出す音☞脚は特殊メイクで老けさせて!!脚だけどんどん若返えってゆく…切り替わってオープニングの2人にカメラパン
※階段でもいいんだ。歩道から浜辺に降りる際に階段降りるでしょ?一歩一歩、裕一に手を引かれ階段降りながら若返ってゆく音と裕一。

これが音☞樹木希林だったら歩いているだけでヨボヨボで今にも倒れそうな演技だったな違いない!最後まで(私の)ダメ出しが入りました。(演出面で)

あ、本当の最終回は金曜日か。知らんけど!!

はやく『おちょやん』に頭を切り替えたい。『澪つくし』は面白い。ジェームス三木脚本が素晴らしい。もう脚本家の人間性なんて関係ないっス!野島先生がいつか朝ドラ書いてくれることを期待しよう。

そんな訳で102回目の朝ドラ感想でした。では、オサラバ☞『澪つくし』見てない人にしか通じないネタ


視聴を重ねるごとにだんだん怒りのdis note化してくるエールドラマ感想(昇格順☟)

餅は餅屋とは、何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良いということのたとえ。 また、上手とは言え素人では専門家にかなわないということのたとえ
餅は餅屋 - 故事ことわざ辞典(Webより)


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