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占い師きゃらをスピンオフ2

占い師きゃらをと記事を書いていたら、これは1つの世界観が作れると思いスピンオフにしてみました。スピンオフ1はこちらです。
https://note.com/kyarawo/n/n32d88a5bf042

俺が暮らす街は港のある城下町だ
仕事は手相占いをしている
もちろん師について勉強はして
一通りの手相の知識はつけたが

正直言ってしまえば
会話のキャッチボールで相手の心理を見抜き
時に相手の求めている優しい言葉をなげ
時には方向性を間違えてやれば叱ってやる
今日は午前中から客がつき
お昼にスパゲティーを食べた

夕方くらいまでに2人お客さんが
きてくれればいいけど
基本的に暇な時はただ座ってるだけだ
まぁお昼はみんな働いているから
中々お客は来ないと思っていたら
なんと来た

来たけど、また人型じゃないな
「あの見て欲しのですけど」
『見るのは仕事ですからねいいですけど
 お金あるんですか?』

少し満腹でいきなり来たから
態度が横柄だったかな
あるいは人型じゃない者が連続したので
少し辟易したのかもしれない

「お金ならあります」
『見て欲しい内容はなんですか?』
「パートナーのことです」
『もしかして、緑色してますか?』
「なんでわかるんですか?」

いやまぁお茶の間は皆
知っているとは思うけど
そんな事よりさっき似たような事
相談されたからな

「どうでしょうか?今後上手くいきますか」
いや最初から二人がそれぞれくる
そのことを知っていればさ
上手くいくようにもアドバイスできたけど
さっきの緑は殺意満々だったからな

「僕は彼と仲良くしたいんです」

こっちの毛むくじゃらの方が穏やかだな
だけど相手は残念ながら殺意満々だ
どうせならいい奴の方を助けたい

『無理ですね。相手は殺意満々です』
「えっ!?殺意って!!
 そんなことまで分かるんですか」
『見えるんです。』
見えるも何もさっき会話したからな

「どうしたらいいでしょうか?」
『相手が妙に優しい時気をつけてください』
多分サイコ気質だから信頼させて
相手を罠にはめるパターンだなあれは

『常に護身用の武器を持っておいてください』
「わかりました。でも仲良くする道は
 ないのでしょうか?」

『いや難しいと思います。
 さっき物凄い殺気放ってましたから』

「えっ?」
『あっいやいや独り言です』

「ありがとございました。」

どうなるんだろうな。







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占い師ネタを書いたのですが、スピンオフ的に使えそうなので、書いてみました。本編はまもなく本邦初公開。本邦ってアメリカで公開したわけじゃないけども、書いてみたかった。いいかい書いてみたかったんだ。本邦初公開って書いてみたかったんだよね。やっぱり書いてみたかったんだねぇ~

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