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組織の生産性が上がるか否かは、リーダーが「カギ」となる!

長年様々な企業で人事を経験してきて、つくづく感じるのが、
生産性が高い、社員のモチベーションが高い、エンゲージメントが高い、、
などの良い意味での「高い」を量産している組織は、ひとことで言うと「リーダーが機能している!」ということに尽きます。

「機能している」と言う言葉はあまり好きではないので、「イケてる!」と言わせてください。

どんなにスーバーヒーローのようなパフォーマンスが高い社員がいたとしても、リーダーがイケていないとヒーローが成果を上げ続けることはできません。
逆にヒーロー社員がいなくても、リーダーがメンバーそれぞれの力が発揮できる環境を作れていれば生産性が上がる組織も少なくありません。

そのため、日本にイケてるリーダーを一人でも多く輩出することが、組織を活性化し、生産性を上げ、高利益の企業が増え、日本経済が復活する「カギ」です。

リーダーとは、中小企業であれば社長や役員、大企業であれば、課長以上の役職者は全てを指す、起業によっては係長やチーフがリーダー機能を担う場合もありますので幅広い層になりますね。

仕事柄、経営層の方々と話をさせていただく機会がありますが、「リーダー」が役割を果たせていることが、組織運営の肝であることは認識していておられる方が殆どです。

ですが、自組織のリーダーが役割を果たせているとは思えないので課題感は持っているが、何かしらの大問題が起きない限り、緊急性が低いので、目先の課題を優先し、結局そのままになっている、というケースがかなり多いのが実情です。

リーダーが機能しないと以下のような事態が起きます。

・メンバーのモチベーション低下
・戦力になる社員の離職率の上昇
・生産性の低下
・休職者の増加

離職者が増えると採用にかかる人件費や採用コスト等、コストが増える、また休職者が出れば、休職中の会社負担分の社会保険を払いつつ、復職時に様々な配慮が必要となり周りの社員にも影響が出る、休職者ご本人にとっても会社にとっても負の状況となります。

その上、休職の原因が会社だと訴えられるようなことにでもなれば、弁護士費用だけでなく、その対応にかかる膨大な時間と労力がかかります。それもコストですので、負のコストが膨張していきますので、「リーダー育成」は企業経営のアクションとして、優先順位が高いもの、という認識をもっていただきたいです。

もしあなたの組織のリーダーが機能していないと思われたら、リーダー職を外部セミナーに参加させてみるなど、小さな取り組みからでも何かしら始めてみていただければと思います。

経営者がマネージャー育成を最優先と認識し、研修に費用をかなりかけておられる組織は、確かに活気があり、生産性を上げられています。

この記事をお読みいただいたのが、何かの縁ですので、ひとつのきっかけとして何かアクションを始められてみませんか?

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