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コロナ禍を反映した事業計画。コンパクトな事業の実現にテレワークや副業の浸透が味方。

前回融資と増資の計画について書きましたが、提出する資料のための事業計画を作っています。

4月に行った増資に向けて作成した事業計画のあと、本格的な見直しができていませんでしたが今回行っています。

コロナ禍によって、当社も4月の増資規模が縮小してしまうなど大きな影響がありました。

当社のお客様である飲食業界のほとんどが大きな打撃を受けているわけですから、当然のことでもあります。

早く収束してほしいと心から願っています。

ただ現状でも少しの光明はあります。

それはテイクアウトやデリバリー業態では業績の落ち込みの少ないところもあり、飲食店が始めるテイクアウトも含めて業態の転換を模索する動きもあるからです。

幸いクールフライヤーは高温待機しても油の劣化が進みにくく、長時間営業となるそれらの業態にも適しています。

また先日は関西の飲食店経営者の方から電話があり、「テーブル席を、セルフ揚げ調理用に転換することを考えている」とのお話でした。

油ハネが極少でオイルミストも少ない、コップを倒して油槽に水が入っても危険のないクールフライヤーは最適です。

このような特長を持つクールフライヤーなので、すでにご期待を頂いていることに大変ありがたいと思いながらも、今年度(3月決算)及び来年度前半については販売計画を抑えめに修正することにしました。

このような変更を加えると収支は一気に悪化するはずですが、恐る恐るやってみるとそうでもないことがわかります。

うすうす感じてはいましたが、ウィズコロナに即した事業計画は費用もコンパクトにできるからです。

例えばテレワークの浸透で従来考えていたよりも小さな事務所で済みそうですから、家賃および水道光熱費は下がります。

人件費は大きな費用項目ですが、当初に考えていたよりもかなりコンパクトにできそうなことがわかって来ました。

その理由の一つが副業が浸透しつつあることです。副業を認めている会社も増えているようで、当社との関係は当面業務委託などの関係です。

週の数分の1の時間を使ってという契約ですが、1人分の人件費で何人かと契約することが出来、専門性もあるので1人ではできない仕事量が進むことになります。

もう一つはテレワークで十分以上に仕事が進められることがわかったことです。むしろ移動時間も不要なので効率も上がっています。

旅費交通費も大幅減、電話代も同様です。

あくまで計画上の話ですがこれらの結果、売り上げを減少させても収支計画が悪化することは避けられました。しかも設備投資額の増額も入れてです。

飲食業をはじめとして、現業をもつ業種ではこのような訳には行きませんから本当に大変だと思います。

当社にできることは良い製品を確実にお届けできるようにすること。そして応援する気持ちを持って外食することです。

2018年11月に3件目の特許を出願、自信を深め、事業化へ向けて情報発信を始めました。事業の進捗などを書いていきます。 ホームページは http://coolfryer.co.jp/ FaceBookは→ https://www.facebook.com/kyamada.cf1