毎日エッセイ：卒業研究マジでしんどすぎて辞めたいです

　卒業研究がマジでしんどい。辛すぎて本当に精神が終わっている。別にそんな大それた内容をやっている訳ではない。しかし、それでさえ容易くこなせない自分にいら立つ。
　「お前が計画的に進めてこなかったのが悪いんだろｗ」というヤジが脳内で飛び交っている。返す言葉もない。ただ、こうして自己嫌悪に浸っていると作業の能率が落ちる。それゆえ、自己嫌悪をする自分にイライラするという、新たな自己嫌悪が生まれる。この悪循環から抜け出したい。
　
　この辛さを少しでも和らげるため、「セントジョーンズワート」なる健康食品を飲み始めた。健康食品とは言うものの、ヨーロッパでは鬱病の患者に対して、認可を受けて処方されている薬らしい。

みんな！！"薬"キメろォォ！！

　日本ではAmazonで買えるので、非常にありがたい。ただ、飲み始めてから効果が出るまで2,3週間かかるとネットに書いてあった。少しでも気分が改善されることを願いながら今日も飲む。
　「自分を鬱病だと思うなら、病院でちゃんと診断を受けて薬を貰えよ」という話なのだが、これはしたくない。正直なところ、鬱病、というか何らかの精神疾患の診断を貰える自信は、大いにある。しかし、それを受けてしまうと、それより前の自分には戻れなくなってしまう気がする。それがなんとなく怖い。当然、診断を貰ってない癖に「鬱病です～」とか「ADHDです～」とか宣うつもりはさらさらない。そういった自称精神疾患・自称発達障害は嫌いだ。加えて、診断を貰うと保険契約が5年ぐらいできなくなる（？）みたいな話を聞いた覚えがあって、それが怖いというのもある。

　どうせ数か月後の僕はなんだかんだで不格好でも卒研を提出し、なんだかんだで大学を卒業しているんだろうと思う。こんなに精神的に追いつめられていたことも、ほとんど忘れて。喉元過ぎれば熱さを忘れるというやつだ。そんなまだ知りもしない将来の自分に対して、またいらない自己嫌悪が沸いてくる。