アメリカ妊娠出産記 - 妊娠中期前半(16~21w)
アメリカでの妊娠記録、妊娠中期編。妊娠初期編は下記マガジンから読めるので、よかったらぜひ!
妊娠16週目
安定期に突入
ようやく日本で安定期と言われる時期に入った。頻繁に会っていた友人にだけ妊娠を伝えていたけれど、これでやっと他の友人達にも状況をシェアできそう。
アメリカでは妊娠3ヶ月までを「初期」として、それ以降に周囲に告げるみたい。日本だと16週以降、即ち妊娠5ヶ月で安定期とされているようで、だいぶ開きがある。なんでなんだろう。
吐き気を我慢しないでみた
ほぼ毎晩、吐き気を抑えるためにベッド横になっている。その間は夫に娘を任せきりになるので本当に申し訳ない。
しかも、結局吐くことが多い。たいていは歯磨きの後。なんでかわからないけど歯を磨くとえずいてしまう。
我慢したところで結局吐くんだし、我慢している間は夫の負担が増えてるし、絶対に絶対に吐きたくないけど、我慢せずさっさと吐く方がいいのかも、と思うに至った。
で、やってみたら最悪だった。
歯磨きのタイミングでは食事からある程度時間が経っており、胃の中も空になりかけている。でも吐き気を催すタイミングは食事の少し後で、胃の中はパンパン。
胃の中の物量が多い方が吐くのは大変という、当たり前の結果だった。
詳細を書くとそれこそ読んだ人が吐き気を催しそうなので書かないが、シンプルに地獄だったのでもう二度とやりたくない。
妊娠17週目
無痛分娩が保険適応外だって?!
今年に入り、夫の会社が保険会社を変えた。これがもう、ケチったのが火を見るより明らかで。
アメリカのバカ高い保険料を会社が負担してくれているのはありがたいけど、ここを節約するの?!?!という気持ち。
娘の定期歯科検診も、ワクチン接種も保険対象外になった。ワワワワワクチンも?!?!自費だとえらい金額になる。日本と差がありすぎるよ…。この保険に変わってから、一気に日本に帰りたくなった。
こんな感じだったので、妊娠が発覚したときは新しい保険だとどうなる?!と心底焦った。マニュアルを読む限りでは妊娠・出産関連は一通りカバーされるみたいで一安心。「対象となる費用」のところには「分娩費用(医師の指示による無痛分娩含む)」と書いてあった。ふむふむ、ということは医師が「無痛分娩で」と言えば無痛分娩費用も保険対象になるのかな?
だけど「対象とならない費用」の箇所には「無痛分娩の麻酔費用(かかりつけの産院に自然分娩のパッケージがなく、無痛分娩にしても費用が変わらない場合のみ対象)」と書かれている。
うん?????????
自然分娩もできるよーって言われたら麻酔費用は出ないってこと???自然分娩が選択できない病院とかある?
なんなんだこれは。
夫に「なんなんだあの保険は!!出るの?出ないの?!」と愚痴ったところ、「保険会社に問い合わせるしかないでしょ」というど正論を返され、すごすごと問い合わせた。
その結果、返ってきた返事がこちらである。
対象にならんやないかーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!
もう絶望。麻酔費用って一体いくらなの?とググったら$1,000〜over $8,000とか出てきて失神しそうになった。病院に聞くしかないけど、$8,000って今のレートだと約120万円ですけど!!?!?!?!
アメリカで産むのは不安だけど、無痛分娩できるから!あんな痛みと長時間戦わなくていいから!というのが私の心の支えだったのに。もし120万かかりますって言われたらどうしたらいいの。それなら帰国して日本で産みたいよ。
同じ会社の駐妻さんも、前の保険のときは無痛分娩で普通に保険適用になって産んでたのに…
愚痴ったって何も現実が変わらないのはわかっているけど、やりきれない。
妊娠18週目
3度目の妊婦健診
相変わらず心音を30秒くらい聞いて終了。4週間ぶりのチェックがこれだけでいいの?!と日本との違いに戸惑うけど、もしかしたら日本がいろんなことを気にしすぎなのかも。
心音へのお医者さんのコメントは、"Strong!" でした。シンプル…笑
エコーの予約
周囲のアメリカ出産経験者に聞くと、アメリカの妊婦健診ではエコーをするのは3回くらいらしい。日本では毎回なのでえらい違いだな。
次のエコーはいつなんだろう…?と思っていたら、健診時にドクターから「エコーの予約をとってね」と紙を渡された。
この病院ではなく、別のところでエコー専門の人に診てもらうらしい。
「このクリニックから電話がくるはずだけど、もしこなかったら電話してね」と言われた。まあ多分電話は来ないだろうな…と思っていたけれど、案の定電話は来なかった。笑
ということでこちらから連絡し、無事に予約。時間をかけてたっぷり見てもらえるらしいので、夫と娘にも来てもらうことにした。楽しみ!
妊娠19週目
なんだか動悸がする
ここのところ息があがりやすいだけでなく、心臓がドクドクする。バクバクというほどでもないのだけれど、激しく動いたわけでもないのに息苦しい。ベッドに横たわっていても息苦しい。
怖くなって調べたらこれも妊娠による症状だった。妊娠によって引き起こされる症状、バリエーションありすぎない?
胎児に血液を送っているから起こる現象みたい。娘のときはなかったけどなあ。私の老化なのか、胎児の個体差なのか。。。
つわりの終わり?
動悸が激しくなる代わりに、吐き気がかなりおさまってきた。夕方になると全身がぐったりして夕食後は吐き気でベッドから起きられない生活ともおさらば…!
歯を磨くと相変わらずものすごく気持ち悪くなるのだけれど、それ以外は割と普通に日常生活がおくれる。
「しんどいとはいえ、夕食後の育児を全て夫に任せちゃって申し訳ないな」「無理すればできなくもないもんな。それなのにずっと寝かせてもらって悪いな」とか毎日思っていたけど、つわりがなくなってあんなもんない方が絶対にいいという結論に達した。吐き気に襲われないなら、夜の育児だってなんだって喜んでやるぜ。
妊娠20週目
フロリダ旅行へ
フロリダにあるディズニーワールドと4泊5日のディズニークルーズへ行ってきた。すっごく楽しかったし大量の気づきがあった。
ディズニークルーズが主目的だったので、ディズニーワールドは4つあるテーマパークのうちマジックキングダムへ行くだけに留めた。妊婦の私と4歳の娘が乗れるアトラクションは多くないし、娘はコースター系は乗りたがらないので、キャラクターグリーティングメインで。
そもそも特にディズニーファンではない私。ちゃんと見たことあるディズニー作品は片手で足りるほどだし、各プリンセスの顔と名前と作品名が一致しない。そんな私がなぜ大枚を叩いてディズニーへ…?というのはPodcastで話したので、よかったらぜひ。旅行自体のことも随時アップしていくつもりです。
妊娠中期、後半につづく。
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