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貢献しているという自負

こんにちは。
小説家の藪田建治です。

会社に貢献している感覚って、すごく大事だと思っています。
その理由を2つ書いていこうと思います。

1これがないと自己肯定感が失われる
2小さくても貢献している感覚があるだけで自分自身に自信がつく

1、これは僕が以前勤めていた会社での話ですが、そこではほとんど貢献している感覚がありませんでした。
来る日も来る日も何もやれることはない。
先輩は忙しくしているのに、自分にはほとんど仕事がない。
そこでまず自分自身に劣等感を感じる。
例えば朝行って仕事が無ければ1日中仕事を探さないといけない。1日中探して見つけることなんて出来ない。ましてやそれが毎日であれば。
ただ時間を持て余すだけ。なんでこの会社に入ったのだろうといつも思っていました。
給料は少なくてもあったので良かったのですが、時間が経つに連れて情けなく感じたり、肩身が狭く、そこが居場所とは全く思えない。
そんな日をずっと過ごしていました。

そういう日を重ねるともう精神的に持たない。
自分に自信がないことで、ちょっとしたミスでもう極端に感じたり、他人の評価ばかり気にしてしまう。

でも貢献している実感があると、多少ミスしても平気、他人の評価など気にすることはあっても、自分にはこれがあるという気持ちにもなる。
だから貢献している感覚ってとても大事なんです。

2 1の部分で少し書きましたが、小さくても貢献している感覚があると、少なくてもここの部分は貢献している。ここの部分では自分は必要な人間という自信が生まれます。
これは精神面を考えても非常に重要だと思います。
もし他人に何か言われても、自分はここの部分で貢献出来ているからと返すことも出来る。
その分野で頼られることも多くなってくると、尚更自信がついてくる。
もちろん利用しようとする人は違いますが、それでも頼られるって嬉しいもの。やってあげたくなるもの。
ここで重要なのが、大きなことでなくても良いんです。まず小さくてもここはということです。
だから今貢献していない感覚があったり、自分に自信がない方は、そこに目を向けてみて下さい。意外と小さくても貢献している部分ってあります。
じゃあそこからどう発展させるかも1つの手だと思います。

僕はその会社で配達のような仕事がありました。部材を発注業者に取りに行ったり、注文品を客先へお届けしたりするような仕事。
忙しい人は誰もやりたがらない。当然ですよね、そこに多くの時間を費やさなければならないから。
そこでその業務を率先してやりました。これだけでも忙しい人からすれば助かる。なぜなら自分の仕事に集中出来るから。
例えばそれが自分のこと以外でもついでに誰かの分までやってあげるとか、そういう地道なことでも貢献して、それをきっかけに1歩ずつやれることを教えてもらったり、学んでいく。

最初は小さい学びでも、それを例えば3ヶ月、半年と続けて、仮に1日5つは新しいことを覚えると決めたとします。そうすると3ヶ月、半年と続けたらそれだけ多くの知識や出来る業務が増えます。
全く違う仕事でなくても、昨日学んだ仕事をより深く知る、これでも良い。

そうするとその分野で自分に任される仕事も出てくる。それがいつしか自分の仕事なり、自然と貢献度も上がっていく。
3ヶ月が難しければ、この1ヶ月だけは取り組んでみるでも良いんです。
そうすると知らないうちにそれが当たり前になる。当たり前になったらこっちのものです。
意識しなくても出来るんだから、ストレスに感じることもない。
そうやって取り組んでみてはいかがでしょうか。

少しでも参考にしてもらえれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
藪田建治でした。

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