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【マーケッター必見】コロナ状況の今こそやるべきこと

広告代理店と大道芸人の二足の草鞋の吉田一貴です。43週目のnoteはなかなか収まらないコロナにについて考えてみました。

コロナが流行ってからは広告の効果が著しく低下したり、ブランド棄損を防ぐため広告の配信を抑制・停止している方も多いのではないでしょうか。
2011年の地震や昨年度の台風など同様に、日本全体に大きな影響が出ているコロナという災害についてどう対応するのがよいのでしょうか。

また、少し内容を絞った以下のような記事も別で書いてるので興味がある方はご一読ください。

コロナ時代に考えるファンマーケティングと広告の活用

災害=自粛ではない

冒頭でも触れましたが、東日本大震災の際は日本全体で大きく自粛ムードになりました。ぽぽぽぽーんのCMが記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

CSR活動を目的とする、ACのCMは非常に意義のあるものですが、ACに頼りすぎたせいで、多くのユーザーは「AC=災害」というネガティブな印象を抱いてしまいました。コロナで、そもそもネガティブな気持ちの方が多い中、今必要なのはポジティブな発信ではないでしょうか。

多くの素晴らしい事例

・オンライン幼稚園(Benesse)
幼稚園や保育園が休校になり、困っているワーママも多いのではないでしょうか。オンライン幼稚園では、以下のように実際に幼稚園に行ってるような感覚で過ごすことができるため、お子様もお母さん・お父さんも助かる素晴らしいサービスです。

・ロゴの工夫(GMO)

以下のように、ロゴを「GMO→G M O」と変えることで、距離を取ろうと表現しています。他にもマクドナルドやアウディなど様々な企業がロゴを離し同様の表現をしています。GMOはいち早くコロナの状況に適応した会社として他にも様々なコロナ対策や情報、サービスを提供しています。

・外出自粛広告(ネットフリックス)
屋外広告に、ドラマや映画のネタバレを書くという斬新な広告になっています。外に出るとネタバレを見ちゃうし、家でネットフリックスを見ようよいう、CSR活動と実利の両方に響く素晴らしい広告です。

今だからできることを考える

あなたの会社やサービスで今できることはないでしょうか
私はあくまで広告代理店ですが、上記の考えのもと、クライアント様が今やるべきこと、できることを提案するようにしました。
すると広告効果はコロナ前よりよくなったのです。しかも、それは1社や2社ではありません。多くのクライアント様の効果が改善しました。
よく考えれば当たり前で、コロナという今までにない状況は多くの需要や緊急性が生まれますユーザーが求めるものは、社会が今も求めているものは何かを考え、それを提供すれば効果は改善します。

自粛は一つの選択肢でしかない

改めて、「災害=自粛」ではありません。本来すべきことは、災害を受けた方をどうサポートするか、そして、ユーザーの求めているものは何なのかを考えることが重要です。
先ほどの素晴らしい事例のように、状況に合わせた工夫を行うことで、会社やサービスが社会にとってどういう役割を持ってるかを明確に示すことができます
社会に対して何も行わない自粛している会社と積極的に社会に対して活動を行う会社どちらが最終的にユーザーはついてくるでしょうか。
そのため、会社はサービスは今の状況でどうすればユーザーのためになるかを必死に考えそして、勇気を持って行動に移すことが必要です。
もちろん、考えた上で今は自粛を選択するというのは全く問題ないと思います。

まとめ

・災害=自粛ではない
・ユーザーや社会の求めているものをどうすれば提供できるか考える
・災害時は社会にとってどういう役割を持ってるか伝える機会になる

災害はチャンスだから広告配信しようという意図はありません。現状、営利に走るのは間違っています
各企業が「どう反応」するのか、「社会にどういう役割」を持っているかを明確にして、それを「どう表現」するのかを考えるきっかけになればよいと思い記事にしました。

今回は会社単位ですが、個人でもできることはあると思います。まずは外出自粛。余裕がある方は、自分にできることがないか考えてみてはいかがでしょうか。

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