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ターゲットユーザーは決済者ではなく、決裁者を狙え!

よく似た漢字で、同音なので、勘違いしがちですが、「決済」「決裁」では大きく意味が違います。

決済:代金や証券の受け渡しによって取引を済ませること
決裁:権限をもった者が事柄の可否を決めること

数値が見れるがゆえに、インターネット広告含むWEBマーケティングでは、上記を間違えて評価や分析をしてしまうことがあります。

例えば、ある家庭で、妻が旅行の内容を決めて、夫は言われた内容をサイトで申し込んでいる。という状況であれば、以下のようになります。

決済者:夫

決裁者:妻

そして、サイトや広告で数値を見ると、夫はよく旅行を申し込む優良ユーザーで、妻はサイトは見るものの、申し込みはしない見込み顧客に見えます。

もし、こういう家庭が多ければ、そのサイトでは、男性は優良ユーザーと判断し、男性にいっぱい広告を出したり、男性向けにサイトをリニューアルするかもしれません。

女性に対しては、見込み顧客なので、申し込みを促すために、旅行の内容ではなく、キャンペーンや割引訴求などを行うかもしれません。

数値だけ見れば、上記の対応は正しいでしょうが、実際のユーザーのことを考えると誤った対応になります。

数値に頼りすぎると上記のように見誤ってしまうので、ペルソナなどでユーザー像をしっかり立てた上で分析を進めるとよいと思います。

決済者が決裁者であることは多いですが、違うこともあるので数値に踊らされないように注意しましょう!

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