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仕事はやりたいことよりも、やり続けられることを軸に選んだ方が続きやすい。


こんにちは KYです。


・自分に合った仕事がわからない
・今の仕事がめちゃくちゃキツい
・何度も転職を繰り返してしまっている

こういう悩みは結構あるあるなんじゃないでしょうか。

かくいう僕も過去、テレアポのバイト(海産物の営業的なことやってました。)や飲食店のキッチン、医療系の技術職を転々としてきて、そして現在の精密機器の製造の仕事をして5年続けることができております。

今までの仕事は正直、業務内容がキツかったり、ノルマが厳しくてついていけなかったり、はたまた企業のカルチャーと自分のカルチャーが合わずに辛くなったり、などして長くても2年以上同じ仕事が続いたことはありませんでした。

ただ、今やっている製造の仕事は

・手先の器用な自分の特性と精密な作業が求められる業務内容
・ビジネスライクで、過干渉しない企業カルチャー
・どちらかと言うとルーティンワークで、コツコツとこなすタイプの仕事
・自分が得意とする機械・電気の知識を活かせる

といった点で、自分の特性や得意分野と合致しているため、続けられています。

正直自分の実力がすごいわけでもなく、ただただ、”環境が合っている部分が大きい”のです。

*自分の限界より、一段低いレベルの仕事のほうが長続きした。


実は僕、前職の医療系の仕事では、独立開業を目指しておりました。

その仕事は国家資格で、専門学校などを出ないとなれない仕事なのですが、
整体師などのように個人開業ができる仕事でもありましたので、就職時にレベルの高い会社に行き、経験を積んでゆくゆくは独立・・・ということを目指しておりました。

が、現実はそううまく行かず。

月100時間以上を超える激務とハラスメントなどにより、心身を病んでしまったのです。

言ってみれば、自分の限界レベルまで仕事して、夢破れてドロップアウトをしました。

その仕事を志したときは、技術職で黙々とやる仕事だから、きっと自分に合っているだろう。ネットでは散々ブラック、過酷だという噂が流れているけれど、自分なら大丈夫だろう。

そういう考え方や変な自信を持っていたのですが、現実的にはやっぱり厳しかったんです。

その後休職や離職期間などの紆余曲折を経て現在の仕事を見つけ、はや5年となりました。

今の仕事を続けられているのは、上にも書いたように自分の特性や得意分野と
会社のカルチャーや仕事内容が合致していた部分が大きいのですが、何より大事なのは

”自分のキャパシティと同じくらいか、一段下の仕事内容だったから”

だと思います。

今の仕事と前職を比べると、やはり前職の方が難しかったし、大変でした。
もちろんそれは残業時間や収入・人間関係の面もありますが、それだけじゃなく

・自分の得意とする技術系の仕事であり、
・コツコツと一つのことをやるという業務内容

など、自分の”得意分野の範囲内”だったんですよね。

これがもし同じ待遇だけれども、例えば僕の苦手とする
人のマネジメントや折衝・変化の多いマルチタスク・あるいは営業的な仕事であれば、正直ここまで続いてはいなかったと思います。

前職の仕事では確かに自分の会社を持って、腕一本で技術者になるという夢があったし、それは確かに”やりたいこと100%”ではあったんですけれども、

やりたいこと=やれること では、ないんですよね。

もっといえば僕は営業の仕事にも興味があるし、このブログみたいに情報発信をする、クリエイティブな企画をする仕事にも興味があります。

ただ、それは僕が”何があっても続けられることではない”、と思ったんです。

だから転職の際は、前職を選んだ時とは違って求人票の見方はもちろん、あらゆる業界・職種のリサーチを可能な限り行って、今の仕事を「投資的」に選びました。

それは、

・募集していた職種的に、自分の手先の器用さ、技術職であった経験が活かせそうだったから

・大手企業で社員人数的に見ても、福利厚生は中小企業よりは安定しているだろう

・企業の口コミを見たら転職者がほとんどのため、ビジネスライクなカルチャーなのではないだろうか

と言った点から、僕が無理なく継続できるのではないか、と思い
選びました。

そして、当時の選択は運良く正解だった、というワケです。

*自分の得意分野を知る方法とは?


ただ、自分の得意分野・不得意なことってなんぞや。
それがわかったところで自分にマッチする会社はどう探すねん。

そう思うと思います。

ぶっちゃけこれは、100%の方法はないと思っていますし、簡単じゃないと思います。

ただ、まずは

「これだけは絶対無理だなぁ・・・・」

と思うことを、挙げてみましょう。

例えば僕ならば、

・過去にやったことのある、海産物を売るテレアポのバイト(要は営業)の仕事はノルマ未達が非常にプレッシャーだったため、営業は無理だろう

・過去に人間関係でのトラブルが多々あったから、人と協力する仕事やプロジェクトベースの仕事は難しい

・メモや指示の記録が残らない仕事は難しかった

・いくらやりたいことでも、長時間の残業はできなかった。

ということが、今までの職歴や経験から歴然としていました。

となると残るは

・黙々と細かいことをやれる仕事
・内勤
・メールなどで上司の指示や変更・連絡事項が残る環境
・ワークライフバランスが取れる

といったことはマストでした。

そしてこれらに合致”しない”業界や職種、会社からどんどん削っていき、残ったのが今現在の精密機器の製造の仕事でした。

よくある転職・就職の指南本では、よく

「自分のやりたいこと、大切にしている価値観を自己分析していこう」的なことが書いてありますが、仕事を続けるのであればむしろ

「自分にできないことを極限まで外し、”まぁこれなら持続継続できそうだな”という仕事が残るまで選別していく」

というスタンスの方が、結果的に長続きする仕事に出会えると思います。

*自分にマッチする投資先(会社)を選ぶ方法


自分がどうしても苦手なことはわかった。
となると、次のフェーズとしては自分に”マッチする企業・業界”を選ぶフェーズになります。

「おいおいそれはどうやって探すんだい?」

これに対しての解答は、

「世の中に対するアンテナを高く張り、情報を収集しまくる」

これに尽きます。

具体的には

・求人票は隅から隅まで理解できるようにしておく。
(完全週休2日と週休2日の違いとか、年間休日は何日あれば多いのか少ないのか、など)

・日頃からニュースや業界地図などに目を通しまくり、どういう業界が伸びてどういう業界が衰退しているのかなどの情報を収集する。あらゆる業界の内情と取り巻く環境について熟知する

・求人サイト、エージェントは複数登録して、常に自分の市場価値とどういう求人が多いのか、などの傾向を把握し続ける。

さらにプラスして、


・さまざまなことを経験してみる。

ことを、オススメします。

*求人票は隅から隅まで理解できるようにしておく。


これはもう当然なんですが、まず求人票は”確実”に見れるようにしましょう。
求人サイトであれば、求人サイトの情報です。

求人情報にはさまざまなことが載っています。

・給料
・賞与
・残業時間(固定残業か都度払いか)
・年間休日(だいたい120日〜だと年末年始や夏季休暇、GWなども含まれてきます。これを下回るとちょっと休みが少ないと思いますね。)
・業務内容
・勤務地
・福利厚生

などなど。

ここまでの情報が書いているにも関わらず、求人情報の見方を正しく知らない人が、非常に多い。

偉そうに言っている僕も、実のところそうでした。

でも、これはぶっちゃけマズいです。

例えるなら家を買う際に

「なんとなく営業マンの人柄が良さそうだから、買っちゃお〜、ローン組んじゃお〜」

これくらいヤバい。

ちなみに求人情報なんて嘘ばっかじゃん、という人もいるんですが、だとしても会社が公表している、数少ない”具体的な情報・数字”が載っている情報なんですよ。

嘘か本当か、信憑性が高いかなどを判断するには、そもそもその数字や用語の見方・意味がわからないと判断できません。

求人情報の見方さえ知っていれば、

「ムム、他の同業他社の求人情報と比べて数字に乖離がありすぎないか?」
「20代と40代とで給料の幅が広すぎないか?」
「良いこと書きすぎじゃないか?口コミでは真逆のことが書いてあるぞ。それに同業他社も似たような傾向があるから、この会社だけじゃなくて業界自体がヤバいんじゃないか?」

といったこともわかります。

*日頃からニュースや業界地図などに目を通しまくる。求人サイト、エージェントに登録して情報収集を欠かさない


これもとても大事。

僕はつくづく思いますが、企業選びとは"投資"です。

自分が他に選べたはずのキャリア、1日の大半を占める時間、体力、精神力。

そういった自分という資本をかけて、収入や経歴というリターンを得るための投資に他ならないのです。

その中で少しでも優良な投資先を選ぶためには、当たり前ですが日頃から情報収集せにゃなりません。

これは家を買う時も、投資家が投資をする時だって同じですよね。

家の場合なら資産価値的にどうなのか、今後ローンは払えるのか、それとも一括で買えるのか、立地、設備などの条件諸々。

投資家ならば今後伸びる業界や会社なのか、成長が見込めそうか、経営陣はしっかりしていて経営は堅調なのか、過去に不祥事などはなかったのか、世間的なイメージ諸々。

好成績を出している投資家は常日頃から世の中のニュースや動向には敏感です。それこそニュースを常に見て、勉強し、アンテナを高く張って様々な情報を得て投資判断をしているのです。

仕事選びも同じ。

どういう業界が伸びて、どういう業界が衰退しているのかなどの情報を収集する。あらゆる業界の内情と取り巻く環境について熟知する。

これは必ず、やらねばなりません。

でないと確実にブラック企業のようなヤバい会社に入ってしまうリスクもありますし、そうでなくとも入ってみてから「こんなはずじゃなかった…」という企業と自分のミスマッチも防げます。

僕は現在の仕事に転職する際に、恥ずかしながら人生で初めて業界地図と四季報を読みました。

それ以来

•業界の動向を知るために業界地図は発売されたら必ず買う

•常日頃からニュースは一通り見て、世の中のことを知る

•特に政治経済•ビジネスについては関心を持って見る。

•常に転職市場価値を知るために、求人サイトは複数社登録。エージェントにも登録して自分に来るスカウトと、どういう求人が増えているのかなどを見る(常に求人サイトを張っていると、この企業は常に人を募集しているな、とかそう言った情報を"線"で捉えられるようになります。)

これは、今現在就職•転職を考えている人も、転職する機会が今のところない人も常に考えて欲しいです。

一朝一夕ではできませんが、こういった情報を常日頃から取り入れることで、いざジョブチェンジが必要になった時に少しでも優良な、自分に合った企業を選べます。

*さまざまなことを経験してみる、知る。


情報収集のほかに、「やりたいこと、気になったこと、未知のことを経験してみる、知る」というのもすごく大事なこと。

例えば、前々から気になっていたフットサルやってみたり、行ったことはないけど海外に行ってみたり。もっと身近なところで言えば、オフ会とか社会人サークルに行く、なんかもいいですよね。

ちなみに僕が転職するきっかけになったのもオフ会や社会人サークルで、色んな人と会ったことでした。

「え、世の中の人ってこんなにプライベート充実してるん?俺、こんなブラック企業にいる場合ちゃうやん」

こんな感じで転職するきっかけができたのです。
また、前職でやりたかったことで独立開業を目指していましたが、やはり自分にはいくら好きなことでも長時間労働やワークライフバランスを犠牲にした働き方はできない、という価値基準も、ブラックな労働を経験したおかげでわかりました。

ほかにも、

•プログラマーに興味があるけれど、プログラミングを学ぶのはハードルが高い…

•英語を使った仕事がしたいけど、どうやって勉強すればいいかわからない…

•営業に興味があるけれど、転職する勇気がない…

なのであれば、できる範囲でやってみればいいじゃないですか。

例えばプログラミングであれば、プロゲート(Progate)というサイトで実際に手を動かしながら勉強•体験ができますし、Udemyなどで講座を受けることもできます。

それにYouTubeでプログラミングとは、というような解説動画だってあるし、本もあるのだから、それを見てみて、できるとこまでやってみればいい。

英語だって、今はchat GPTで英会話ができる時代です。オンライン英会話や、ミートアップなどでいきなり海外交流会などに行ってみれば、留学しなくとも生の英語に触れられます。

営業だって、書籍やYouTubeであれば、営業の指南本や、密着動画もあるのだから、どういった仕事をするのかくらいであればわかります。また、副業でなにかの商品をブログなどでアフィリエイト的に売って見る、というのも立派な営業経験だし、フリーマーケットであれば不用品や自分でハンドメイドしたアクセサリーなどを対面で売る体験だってできます。

これらはほぼノーリスク。かかってもサブスク代くらいです。

その経験が今後自分がやりたかったことに直結する未来だって、あるんです。

ぜひ、未知の世界へガシガシ飛び込んでいってください。
自分の得意だけでなく、不得意な部分もわかりますから。

*そこまで情報収集しても、自分に合った企業を見つけられるのは50%まで

ここまで

・求人票は隅から隅まで理解できるようにしておく。

・日頃からニュースや業界地図などに目を通しまくり、どういう業界が伸びてどういう業界が衰退しているのかなどの情報を収集する。あらゆる業界の内情と取り巻く環境について熟知する

・求人サイト、エージェントは複数登録して、常に自分の市場価値とどういう求人が多いのか、などの傾向を把握し続ける。

それに加えて、

さまざまなことを知り、経験して、自分の得意と不得意を知る

といったことを伝えてきました。

ただ、ここまで情報収集しても、自己理解をしたとしても、
自分にマッチする企業を選べる確率は最高でも50%。

正直残りの50%は”運ゲー”になってしまうんです。

入社したら上司や同僚とソリが合わない。企業のカルチャーが自分にはフィットしない。そもそも求人に書いていることが全くのデタラメだった。
こんなことも、残念ながら往々にしてあるのです・・・

(今僕が働いている会社ですら、ミスマッチな部分はあるのですから、しょうがないです。)

僕がここで大事になると思うのは、

どこで妥協するか(どの条件を削るか)

だと思いますね。

やはり、条件も待遇も良くて、収入も高くて、それでいてキャリアが積めて、勤務地は30分以内で・・・

というなんでもかんでも、となると当然ながら選べる求人は少なくなります。
(これは部屋探しにも似ていますが、好立地、設備完備、なおかつ家賃が安い、という物件を探すのはなかなか難しいですよね)

だから、自分はキャリアが積める会社にいきたいから、ある程度の忙しさは覚悟する

とか

どうしてもメンタル的にキツいから、残業が少ない安定した業界で堅実に働く、

なんてのもいいと思います。

大事なのは自分が譲れないものをしっかりと把握し、他のところを捨てる覚悟を持つこと。

だからこそ、日頃から情報収集を欠かさず行ったり、自己分析・自己理解のために
色んなことをやってみたり、経験することは
100%ではないけれど、企業とのミスマッチが起こらない確率は増やせる
ことになるのです。

*ビジネスでは利益を出すには「再現性」が求められる。


さて、本日のテーマは「自分の限界より、一段低いレベルの仕事のほうが長続きする」というテーマでした。

これだけ見るとまぁ、意識が低いのは??みたいに思われるかもしれませんが、
仕事もといビジネスは利益を出し続けるために「再現性」が求められます。

だから、毎回死ぬほどの思いでなんとか仕事を片付ける・・・ということでは
キャリア・経歴にはなるかもしれませんが、いつかぶっ倒れます。
(そこに生きがいを見出せるのであれば、それはその人にとっての天職だとは思いますが・・・)

だから今回の記事は

・自分の得意分野の範囲内で、体調が悪かったとしても無理なく継続できること

という目線で仕事を探すと、無理なく続きやすいよ、という提案です。
あくまで、提案。

そこにプラスして

・他の人よりも突出している得意分野

だと、他の人はキツく感じても自分は余裕なのですから、それはもう
強いですよね。

現に僕も

・細かい作業で黙々としたタスクをこなすのが得意
・過去の経験から残業代が出るならば月50時間くらいは残業できるという体力
・集中力

という、他の人にはない突出した武器があります。
そこにマッチしたのが、現在の会社です。

*自分は成長する。自分にできることも増えていく。


そしてもう一つ

・自分の限界、できることも、ゆくゆくは成長する

ということを押さえておいてほしいです。

僕の前回の転職は正直、メンタル回復と社会復帰が目的でした。
前職で適応障害となり、同時に発達障害とも診断されたのですから、
自分に無理なくできる仕事から探そう、というアプローチで探したのです。

これ自体は、全く間違ってなかったと胸を張って言えます。

ただ、現在は「もう少し年収稼ぎたいな」
「今後キャリアを広げて、転職市場価値を上げたいな」

という目標が、この5年間で出来ました。

そう、人は”成長する”のです。

それと同時にできることも、限界レベルも広がるし、伸びます。

だから僕は現在

・転職活動をして自分の市場価値や目指すべき業界を調べる
・英語で、TOEIC800点を目指し、少しでも市場価値を上げる
・副業では、ブログなどの情報発信を通して発信力を上げたり、自分で何かを売る、という経験を積む。
・その他、プログラミングなどに挑戦

という風に、日頃からのキャリア形成のための努力を欠かさずやっています。
今はまだ、どういった業界・職種をやるのか、というところまではいきませんが、
もしかしたら今後、考えた末にメーカー社員という肩書きを捨てて
めちゃくちゃベンチャー企業に行ったり・・・なんていう未来もありますよね。笑

でも、いずれにしてもこれまで書いてきた企業とのミスマッチを防ぐための
情報収集と自己理解は、絶対必要なワケです。

どれだけ自分が過酷な業界に飛び込むにしても、その中でも自分に合った良い条件の会社は選べます。
そこまで怠ると、本当にキツいです。

また、個人的には本業では再現性が高い無理のない仕事で堅実に稼いで、
副業としてやりたいことをやる、なんていうのも全然アリだな、と思います。

例えば、

・ブログでの情報発信
・ハンドメイド製作、販売
・物販
・フリーランスのサイトでプログラミングやライティングをしてみる
・自分の経験を元にした、自分の強みを人に教えるコーチングやコンサル

なんかも、ありますよね。
0:100で考えるのではなく、会社員という肩書きのままできることをやってみたり、
それで自分がやってみたいと思うのであれば、転職して挑戦してみたり、なんてのもアリアリです。

*オススメの本

今日のテーマに即した、オススメの書籍としてはこちら。

•情報だけ武器にしろ

堀江貴文さんの著書。タイトルが全てを物語っていますね。笑
内容はもう、「情報だけ武器にしろ。情報は人生の好調不調の全てを左右する。情弱になるな。」こんなパンチの効いたゴリゴリの内容です。

今日僕が書いてきた、企業・業界の情報を知れ、日頃からニュースや世間の動向に関心を持ちあらゆる業界の趨勢・動きに敏感になれ、投資家のように企業選びをせよ、ということにフィットした内容のため、今回オススメ致しました。

具体的なSNS、ニュースサイトでの情報収集の仕方についても触れられておりますので、ぜひ読んでみてください。

•転職が僕らを助けてくれる


現在、株式会社の代表取締役をされている山下良輔さんの著書です。
年収250万円の自動車部品工場から3回の転職を経て大手自動車メーカー、そして業界最大手のコンサルファームにコンサルとして入社し、その後社長となった山下さんの「わらしべ転職」:転職しステップアップしていくことで、自分のキャリア形成とキャパを広げていくという考え方が紹介された本です。

従来の強み、弱みを洗い出して自己分析・・・というような一般的な転職本とは違い

・転職活動と日々の仕事を両立させ、常に自分の転職市場を確かめる。
・狙っている大手企業の採用の”波”をタイミングよく捉えて、入社する
・畑違いの業界でも、共通することを洗い出して0.5歩の転職をし、ゆくゆくは自分が入りたい業界に入る

といった違う角度のアプローチで書かれている、転職指南本の新たな金字塔だと思っています。
求人の意外な見方や業界・職種の調べ方についても事細かに載っております。


・いい会社どこにある?

ニュースサイト「MyNewsJapan」編集長であり日経新聞の記者やコンサルタントの経験がある渡邉 正裕さんが、あらゆる会社の現役・元社員などに取材を重ね、20年以上にも渡る徹底取材によって書かれた本です。

やりがいやキャリア、ワークライフバランス、収入・・・などなど”9つの軸”を元に企業をマッピングし、図解付きで見やすく企業の実態を解説した「あらゆる企業・業界のリアル」がわかる本です。

言ってみれば、職種・業界研究攻略本の決定版。
あの会社、あの業界ってどうなっているんだろう・・・?という疑問に徹底的に答えた、今までとは違う切り口から就活・転職市場を解説しています。

求人サイトや企業紹介、ニュースなどからは読み取れない”リアルな現場”の肌感とメリット・デメリットがこれでもかというくらい書かれておりますので(ちなみに1000ページくらいあります。)就活・転職をされる予定の方は必読です。

これ、マジで読んだ方がいい。

*仕事デキるデキない、は仕事選びから始まっている。


仕事を選ぶ際は、

「無理なく、ずっと続けられるかどうか?」を考えた方がいいと思います。

人によってはそれが成長し続けられる、ゆくゆくは自分が志す仕事に転職するためのステップにする・・・

など千差万別あると思いますが、それでも

”その仕事で、いくらやる気がなくても3年は働き続けられるか?”

問いかけて考えた方がいいでしょう。

そのためにも、僕は仕事で一番大事なのは

「仕事探し」のフェーズだと思います。
ここをテキトーにやってしまうと、昔の僕みたいに成長意欲があったとしても、折れます。

逆に仕事探しのフェーズを徹底的に情報収集してやっていけば
自然と志望理由も固まるし、職務経歴書も履歴書も後追いで自然にできていきます。

そのためには、知る・動く。これがほんと〜〜〜〜〜うに、大事。

僕は前回の転職では結果的に”無理なく続けられるかどうか”を軸に考えましたが、
それでも成長意欲させあれば、自分にできることは自然と広がっていきます。

それがゆくゆくは”もっとキャリアを形成したい、成長したい”という意欲に変わり、
次の転職のステップになっていきます。

ソースは僕です。

今日はそんな、「仕事はやりたいことよりも、やれることを軸に考えた方が続きやすい」というお話しでした。

みなさんの生きやすい人生を応援しております。

ではまた。


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