【腸内細菌学辞典用⑤】

(*・ω・)乳酸菌飲料

■ヤクルト

◆言わずと知れた株式会社ヤクルトが製造販売を手掛ける乳酸菌飲料の代表的商品
ヤクルト社を創設した医学博士代田稔が、1930年(昭和5年)に乳酸菌の一種であるラクトバチルス・カゼイ・シロタ株(L. カゼイ YIT 9029)の強化・培養に成功し、1935年(昭和10年)に福岡県福岡市で代田保護菌研究所のもとに飲料として製造・販売を開始したことに始まる。
 
「ヤクルト」(Yakult)という商品名は、エスペラントでヨーグルトを意味する「ヤフルト」(Jahurto)を元にした造語である。
 
代田博士は、貧しい人でも健康を手に入れられるよう「ハガキ1枚煙草1本の値段で買えるヤクルト」を経営標語とし、「健腸長寿」を理念とした。
 
◆ヤクルトレディ
ヤクルトは発売当初から宅配で販売されてきた。これはヤクルトの長所を顧客に説明し普及する必要があったためである。発売当初は牛乳販売店を中心に販売されていたが、1940年(昭和15年)からヤクルトを専門に販売する代田保護菌普及会が日本各地に設立され、多いときで500社を数えたという。
1955年(昭和30年)にヤクルト本社が設立され、全国の販売会社を統括するようになった。また、1963年(昭和35年)には婦人販売店(現在のヤクルトレディ)のシステムが導入された。ヤクルトの中には宅配専用で、一般の小売店では販売されていない製品もある。

Wikipedia

◆2022/6月時点で販売されているヤクルト


(蛙・ω・)<『ヤクルト1000』が一時話題で、今でも品薄のようですが、『ヤクルト1100』が存在していますね。


※明日は辞典の用語を現在ぶんまとめます

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