【コラム：VTuberのセンシティブな問題（炎上系）】
こんにちは(o・ω・o)オタクです。
VTuberの回は「ココスキ！」を語ることが多いのですが、今回は炎上系のお話。
ネット文化で生まれた存在だからこそ炎上しやすく、本人の意図しない所で問題になってしまったケースなどです。
なお今回紹介する意図ですが、「VTuberを貶めたい」などの目的は一切なく、紹介するVTuberに対しても敵意などはありません（むしろファンですらある）
新時代のコンテンツとして隆盛しているVTuberコンテンツにも様々な"事情"やネット文化だからこそ"多様性"の問題が起きてしまう。
という側面の一旦を紹介するものです。
予めご了承ください。
□桐生ココ［国際的な問題発言による炎上］
YouTubeのスーパーチャット世界ランキング１位に輝いたこともあるホロライブ所属のVTuberだった桐生ココ（会長）ですが、配信内で視聴者数が多い国として第3位に台湾をあげた際、「台湾を国として扱った」ことが中国の視聴者で問題となりました。
「台湾は中国の一部で国ではない」と中国の視聴者たちの間で炎上する事態に発展。
その後の桐生ココ、所属事務所の対応に対しても反感を覚える視聴者が多く炎上が加速してしまった結果となっています。
国際的な問題ですので非常にデリケートです。
桐生ココというVTuber自体がグローバルな存在であったことも炎上のきっかけの１つになってしまいました。
□潤羽るしあ［情報漏洩・虚偽申告による契約解除］
「会社で取得した秘密保持に抵触する情報やSNSのやり取りを許可なく第三者に漏洩するといった契約違反行為や、関係各所への虚偽の申告などの信用失墜行為が認められたため」
これは所属事務所カバーの公式声明です。
「第三者」の個人名など不確かな部分は端折りますが、企業コンプライアンス違反による契約解除となっています。
また、人気YouTuberとの交際疑惑などもありそれもファン、アンチの間で炎上していました。
潤羽るしあは前項で紹介した桐生ココのスーパーチャット世界ランキングを塗り替える記録を保持しており、その人気度合いと影響力を有していました。
□夢月ロア［同事務所メンバーとの仲違いによる活動休止］
にじさんじ所属のバーチャルライバー夢月ロアとその後輩にあたる金魚坂めいろの"個性"をめぐる仲違いが発端の炎上。
が、その後、第三者が絡んだうわさ、デマ、誹謗中傷などに発展し、金魚坂めいろは契約解除（契約終了）、夢月ロアは活動休止。
しかし2021年12月に情報更新があり、
ご本人と相談の上ツイートします。現在ご本人から依頼を受けて、名誉回復のための手続きを進めています。既に仮処分については認められており、現在名誉毀損行為をした人物を特定するための訴訟手続中です。→ https://t.co/QVeffjhOAW
— 弁護士 小沢一仁 (@ozawakazuhito) December 30, 2021
現在は訴訟問題に発展しています。
などなど……。
「ネットであるからこそ」炎上が大規模になってしまったケースは多々あり、いずれも当事者同士の問題ではく（炎上なので当然ですが）無関係だった第三者まで巻き込んだ（自ら突っ込んできたケースも有り）予想外の炎上に発展しています。
ネット文化の闇とも言える「炎上問題」
ＴＶスターである芸能人のような3Dであろうが、新しい文化であるVTuberのような2Dであろうが、逃れられない大きな問題となっています。
そして新しい文化としてグローバル化しているVTuberだからこそより大きく問題視されることもある。というお話でした。
それにしても、炎上のニュースを見ない日が無いほど毎日どこかで何かが燃えてますよね。
そのたびに「言いがかり」「お気持ち発言」などの一般コメントも大量に見かけるので、「当事者以外にこんなこと言う立場にないよなぁ」と思う日々です(o・ω・o)
誰かがどこかでその発言を見ている。
ということを忘れないようにしたいと思います。
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