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【noteで学ぶ腸内細菌細菌⑤腸の科学】何で腸内環境が大事なのか?

 こんにちは(o・ω・o)虫圭です。
 noteを開いてくださってありがとうございます。
 
 腸内環境の話 第4弾なんですけど、ずっと私が疑問に思っていたことが解決したので、今回はその話です。
 疑問はシンプルなものです。
「何で腸が大事なの?」
 
 脳が大事なのは解る。
 心臓が大事なのも解る。
 血管、肺が大事なのも、腎臓や肝臓が大事なのも解る。
 
 内臓の全てが大事なのは解る。
 けど、なぜそんなたくさんある臓器のなかで、
 

『腸が大事』と一際言われるのか?

 
 ということで、今回は【腸の科学】です。
 
 

▪️第1の『脳』それが『腸』

 腸は「第2の脳」と呼ばれることがありますが、実は

「腸が先じゃね?」
 
 という研究があるそうです。
 なぜそんな研究や論文があるかと言うと、
 
 原始生物(ミミズなど)には脳がなく、腸で考えている。
 
 からだという。
 ちなみにミミズにも脳があるといういうことは近年判明しているので、ミミズに脳がない、は真実ではないもよう。
ミミズの研究
※解剖写真注意
 
 ミミズのことはさておき、
 
 原始生物には脳はないが腸は存在する。
 ゆえに原始生物は腸で考えている。
 
 つまり、「腸が進化して脳になった」ということが言われているそうなんですね。
 
 まあ、これだけ読むと「へ~」くらいの話なんですけど……。

 


▪️身体をコントロールしているのは腸と腸内細菌



①幸せホルモン『セロトニン』をコントロールしているのは腸
 

セロトニンとは、
 
脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。
セロトニンが不足すると脳の機能の低下が見られたり、心のバランスを保つことが難しくなります。
セロトニン不足は、ストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因になりうることも知られています。

 
 というものですが、このセロトニンの分泌量をコントロールしているのは腸内細菌だということが解っている。
 という。
 
「腸内に住んでいる細菌がホルモンバランスをコントロールしてるっておかしくない?」
 って思う話なんですが。
 
 



②人間に必要な遺伝子の99%を保有しているのは腸内細菌

 

【マイクロバイオータ】=腸内細菌郡
【マイクロバイオーム】=腸内細菌の遺伝子郡

 
 コロナ関連で昨今聞かない日はないくらいよく聞く『免疫』。

 人間が持つ『免疫力』ですが、真実は、免疫力を持っているのは『腸内細菌郡』であるという話。
 
 嘘みたいな話ですが、哺乳類で行われた以下のような実験があります。
 

マウスを使った実験では、
 
無菌環境で育成したマウスと、普通の環境で育成したマウスを実験のためにそれぞれ用意したところ、
 
無菌状態で育成したマウスは免疫機能に異常が見られた。
 
しかし、通常の環境で育成したマウスの腸内細菌を移植したところ、免疫機能が正常になった。
 
これにより、無菌状態で育った生物は遺伝子や免疫に異常が発生する可能性が考えられるが、腸内細菌を必要数保有することで、機能が正常に戻る可能性が考えられる。

 ということみたいです。
 
 これが腸内細菌が人体の環境をコントロールしているエビデンスとしている。
 
 なかなか信用できないかもしれませんが、それくらい腸内細菌は重要と科学の世界では考えられている。
 と認識してもらえれば良いかと。
 
 腸内細菌すげーな。大事にしないとな、って話なんですけど、本当に大事にしないととんでもないことになるよ、っていう話もありまして。
 
 


③腸内細菌にごはんをあげないと、腸内を食べる


 
・腸内細菌には食物繊維などのごはんが必要ですよ
・食物繊維の質と量が良いと腸内細菌が活発になって、身体や脳の機能が向上しますよ

 
 という話はこれまでもしてきましたが、逆に腸内細菌のごはんが不足すると、腸内細菌は腸壁をごはんとして食べることが解っています。
 
 これが、「腸内環境が荒れる」ということを指します。
 
 その状態で悪玉菌が入ってくる、増殖すると、病気になる。
 ということなのだそう。
 
 
 さらに逆に、腸内フローラがとても良好な環境で、腸が善玉菌で満たされている場合、悪玉菌が入り込む余地、増殖する余地がなく、病気になる原因が是正されていく。
 
 らしい。

 腸内環境が整うと免疫力が上がったり疾患のリスクが減少する。うつ病の症状も軽くなっていく。
 ということが長期の観察研究で解っているのだそう。

 
ちなみにWikipediaになるくらいには信憑性がある。
マイクロバイオーム関連

 


 ということを本日学んで、

(o・ω・)<だから健康の為には「腸内細菌」「睡眠」「自然」が大事って言われるのかぁ。
 

 と納得した訳です。

 

 一先ず本日はここまで。
 まだまだ学ぶことが多い腸内フローラ。
 なんとかまとめて解りやすく実用的なnoteが今後作れたら良いなと思っております(。・ω・。)自分の健康と、世界中の人に役立てる情報を発信したいと思います。


※今回参考にさせていただいたもの

ヒトマイクロバイオーム研究
早稲田大学教授 服部正平先生
 

(*・ω・)ここまで読んでくださって、ありがとうございます♪
 また発信できる価値のある知識を修得、実践していきますので、ぜひフォロー&スキお願いします♪


 それではまた(o・ω・o)ノシ

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