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トイレ掃除の効能、手っ取り早くマシな人間になる方法

かれこれ5年以上、トイレ掃除をしています。

毎日朝起きたら用を足し、その後トイレ掃除をします。

特別なことをしているわけではなく、掃除用のシートで便座や便器、床を拭いている程度です。

汚れが気になった時は、都度トイレクリーナー(かけた後少し放置すれば汚れを落としてくれるもの)を使っています。


大学生の頃からはじめたトイレ掃除の習慣は、社会人3年目の今も続いています。

何かの本で「お金持ちの人はトイレ掃除をしている」みたいな部分を読んで「それならば」と思ってはじめた習慣ですが、いつの間にか生活の一部になりました。

この習慣のおかげでトイレはいつもきれいですし、いいことをしている気分、マシな人間になった気分になれます。


そんなこんなで気をよくした私は、最近では家のトイレにとどまらず、外出先でもトイレを掃除するようになりました。

外出先は主に、会社のオフィスやジム、ショッピングモールなどですね。

掃除といってもたいしたことはしておらず、「紙が落ちていたら拾う」「汚れがついていたら拭き取る」ぐらいの簡単なことです。

しっかりとした掃除は、それを仕事とする方がやってくれますからね。

誰でもできるような小さな掃除を、気づいたらするようにしています。


外出先でのトイレ掃除の話をしたのでついでに言いたいのですが、ジムには本当によくトイレを汚す人がいますね。

私は趣味で週に2~3回ジムに行きますが、ほぼ毎回何かしらの掃除をすることになります。

まあ、百歩譲って汚してしまうことはしょうがないとしましょう。

私も男なので、思わぬ方向に小が飛んでしまったり、腹を下してびっくりするような大が出る日があるのを知っています。

トイレットペーパーをつかみ損ねて、ちぎれてしまう時があるのも知っています。

でも、自分が汚してしまった、やってしまったと気づきますよね、絶対に。

ちょっと拭いたり、拾ったりするぐらいのことしませんかね。

どれだけ筋肉がでかかろうと、みんなが使うトイレを汚したまま出るような人を私はかっこいいとは思いません。


悪口が若干長くなってしまいましたが、私が言いたいのは、トイレ掃除をすると少しはマシな人間になれるんじゃないか、ということです。

みんながやりたがることではないトイレ掃除を、習慣として日々繰り返せているという事実からは、少なくない自信を引き出すことができます。

私なんかも大した人間ではないですが、外でどこの誰がやったのかもわからないゴミや汚れを掃除しているわけですから、「少なくとも汚している奴らよりは、自分のほうがマシだな」と思うことができます。


まわりを見た時にちょっと気づいて、誰もやらないようなことを引き受けることは、人間社会を円滑に回していくうえで大事なことなんじゃないかと、勝手に思っています。

別にやらなくてもとがめられないし、やったからといって褒められるわけでもないけれど、やると必ずまわりの人たちのためになる小さな行動がたくさんあると思います。

日常生活の中にも、会社で行う仕事の中にも。


きっと私のまわりにも、私でいうトイレ掃除のような感じで、なにかしら小さな貢献を積み重ねてくれている人がいるはずで、そのおかげでいろいろな物事が成り立っているんだろうと思います。

私に関しては、「使ったトイレをちょっとだけ綺麗にして出る」という行為を通じて、今後も人間社会に貢献していきたいと思います。

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