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coffee

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新卒でデザイン事務所に入社した時、新入りの仕事として一番最初に教えられたのは来客時の美味しいコーヒーの淹れ方でした。

挽いた豆のグラム数にもよるが、基本的には3分できっちりお湯が落ちきるように限られた時間を分配し、ハンドドリップで丁寧にお湯を回し入れていく。早すぎると味が薄くなるし、遅すぎると渋みが出てしまう。上手くいくとコーヒー特有の飲んだ時の喉に突っかかる感じが一切なく、なんというか、紅茶のような飲みごたえのコーヒーが出来上がる。

そして僕が入社した直後に会社が「新卒は一切採らない」と方針を固めたおかげで、デザインや社会人としての振る舞いはともかく来客時のコーヒーの淹れ方だけは死ぬほど上手くなりました。
ちなみに僕自身は日本茶と鳩サブレとシウマイ弁当が好きです。
では。

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Kei Kawakami
嬉しい

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