巡る季節の合間を縫って
自分の文章が好きな人はどれくらいいるんだろう。
たまに、昔、書いたnoteに「スキ」をもらえることがあって、うれしさに加えて過去を懐かしむ気持ちもありながら、自分の書いた文章を読みかえす。
あまりの未熟さに「ぜんぶ書き直してやろうか」と思うときもあるけれど、今はもう書けないかもしれないと感じる言葉や表現もあって、思わず笑ってしまう文章もある。
総じて気恥ずかしさもありつつ、自分の書く文章が好きなのかもしれないと、大人になってもハーゲンダッツを買うのをためらってしまうnoteをあらためて読んで思っていた。
これからも、あっちへ行ったりこっちへ来たりしながら、何でもないことを書きつづけていたい。
今でも、ハーゲンダッツにはなかなか手が出ないし。
何も変わっとらん。
Homecomingsの対バンで名前を見てから、どんなバンドなんだろうと気になっていたkurayamisaka。
サウンドも歌詞も歌声も、どれをとっても好きになる要素しかなかった。これからは好きなバンドの対バン相手はチェックすると心に誓う。
初めて「farewell」を聴いたとき、季節を想像させながら流れていく歌詞に、一瞬で惹きつけられた。
〈命を燃やして 君は旅立った/同じだけ燃やして 胸にしまった〉と綴られる歌詞は、その背景に込められた想いまで含めて、あまりにも残酷で美しい言葉だと思った。
まだまだ他の曲をすべて聴けているわけではないけど、はやくライブハウスで聴いてみたい。
夏の終わりの涼しげな夜に、この曲を聴きながら。