この国は 滅びるだろうな と思った 2021

本日 2021年6月23日 最高裁決定で 夫婦同性の強制は 合憲なんだとさ。こういうことは 国会で決めるべき なんだとさ。司法の役立たず。

25年前に 夫婦別姓が選択出来る 改正案を作ったものの 放置プレイ。6年前に最高裁からボールを投げられてなお、不作為を続ける立法府は 司法以上のポンコツさ。

行政も 同性婚や夫婦別姓訴訟での 苦しい言い訳の数々 そんな言い訳 考える前に 現に困っている人が そこにいるんだから 手を差し伸べるのが 行政であり 司法や立法の役割ではないのか?

仮に 同性婚や夫婦別姓が実現しても ただ これまで困っていた人が 救われるだけで、異性愛者や夫婦同姓希望者は これまでと 何ら変わることなく これまで通りの生活を営むのであって、なぜ そんな(当事者にとっては 大切な選択肢だが)世間の大半の人にとっては ある意味で 些細な 制度変更すらも 実現が 出来ないのか。あぁ この国は いずれ 滅びるだろうなと。そう 悟らざるを得ない。

良いんです。大半の 国民 有権者も 茹でガエルの如く 事の重大さに 気付いていないので。少子化(正確には少母化)が進行するのも 当然の話しですわ。生きづらさや 将来への漠然とした不安感を 拭えるだけのことを 公共セクターが提供出来ず 自己責任論で 往復ビンタしている状況ですから。

結婚したくても 出来ない人は たくさんいる。子どもを作りたくても 作れない人も たくさんいる。なぜか。それ 自己責任? この原因が 分からないようでは 若しくは トンチンカンな答えしか出てこない人が多いようでは この国が 滅びるのは 自明の理だろうな と。 (結婚や子作りだけが 幸せの形 ではない、もちろんです。その論はここでは割愛)

この国は 黒船や連合国のような 外圧でもない限り 変われずに 静かに ゆっくり滅んで行くのだろう。

本日の最高裁決定から そんなことを ふと思った日であった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?