5年前に書いた歌詞をAIに曲にしてもらった話。
皆さんこんにちは。
今回はエッセイでも小説でもなく、ただの備忘録として書いていこうと思います。後半には調子にのって歌詞のライナーノーツなんかも書いていきますので(笑)、是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
突然ですが皆さんは"AI作曲"というものをご存知ですか?私はというと、元々存在は知っていたものの、どういう仕組みでどんなクオリティなのかなど詳しいことは何一つ知らず、それでいて調べるきっかけも無かったため「AIが作曲する時代なのか〜、ふ〜ん。」くらいの感覚でした。
何をきっかけにAI作曲に興味を持ち、何を思い立って使ってみたのかというと、私のnote以外の活動に関係してきます。
昨年9月からカラオケ動画のTikTok投稿を始め、秋には自分が好きな秋のうた10選企画をしたり、好きなアニメシリーズの歌を全曲制覇チャレンジをしたりと、毎月様々なテーマを設けてアップしています。
その活動をしている中で「あ、そうだ、5年前に書いていた歌詞を形に出来ないかなあ?」と、ふと思ったのです。しかし、如何せん作曲センスが皆無な私は「形にするっていったって何をどうしたら・・・」という状態でした。
iPhoneに初期から入っている作曲アプリとして有名なGarageBandを使ってみてもさっぱりわからず、他の簡単そうな作曲アプリをダウンロードするもちんぷんかんぷん。
まずはメロディーラインから考えて、簡単な伴奏をつけようと思っても、良い感じのメロディーラインが全く浮かばない。人の力を借りようと思っても、作曲出来る人が周りに居ない。
「こりゃダメだ」とお手上げ状態だったある日、たまたま流し見していたTikTokのおすすめ欄で"AI作曲"という文字を目にしました。
KO☆RE☆DA☆
これまで興味を示してこなかったものが、私が探し求めていたものだとは。もっと早くに興味を持って使っていたら・・・色々な音楽知識も身についただろうに・・・と、今では後悔するくらいです。
「AIに作曲してもらおう!」と思い立ったその日、私は"AI 作曲 無料 おすすめ"と検索をかけました。そこには沢山の無料AI作曲サービスがありましたが、このnoteやその他ブログで一番おすすめされていたのが【Suno AI】でした。
早速使い方を調べ、まずはアカウントを登録。
私はGoogleで登録しました。サインインして開いてみると、トップページには以下のように他の方のAI作曲がずらり。
色んなジャンルがあるので、サンプル曲として聴いてみるのもよさそう。しかし、音楽は大好きだけど知識としてはそこまで詳しくない私。中には「なんだそのジャンル!?」というものもあります。
ちるひっぷほっぷえんぱわーりんぐ??(笑)
これを聴いているだけでも、色々発見があり面白かったのですが、私の目的は「自分の歌詞が曲になっているのを聴くことなんだ!」ということで、ついにAIさんに作曲をお願いすることに。
作曲スタイルは2パターン。1つは曲のイメージを伝えて作曲してもらう、シンプルモード。
イメージを伝えて作曲するので、タイトルや歌詞、ジャンルはおまかせの状態になります。私のように歌詞に曲をつける場合は、もう1つのカスタムモードを使用します。
Lyricsの部分に歌詞を入れ、Styleの部分に希望ジャンル、Titleはその名の通り曲のタイトル。
Lyricsにはこんな風に入力しました。
[Verse]や[Chorus]は、Suno AIを紹介している方の記事を見て、見様見真似で入力したので、大して意味は分かっていません(笑)
全て入力し終え、Createをクリックすると、2つのバージョンが作成されます。
2分程待つと、聴けるようになるので完成を確認。
大体40秒〜1分20秒くらいの曲が出来上がります。そのため、このSuno AIで作曲するのはワンコーラスが限界だと思います。1日に1回2パターンを5回まで作成することが出来るので、1日の合計としては10パターンの作曲が可能となります。
出来上がった曲の「・・・」の部分をタップすると、以下のような項目が出てきます。
Sharingの部分を「Link Only」にすると非公開となりリンクを共有した人のみが聴けるような仕組み。反対に公開したい場合は、下の「Public」に設定を変えると公開されます。
私は非公開のまま、1日5回のAI作曲を何日も続け、自分の好みの曲調を追い求めました。そして、ようやく好みの曲調に出会えたのは昨年末のこと。
上記にも書いたように、毎月様々なテーマを設けてTikTokを投稿している私。これはアップするしかない!ということで、今年1月11日から始めた企画は"食べ物・飲み物の名前がつく歌15選"。
大塚愛さんの黒毛和牛上塩タン焼680円や、米津玄師さんのlemon、Buono!の初恋サイダーなどを投稿し、そのチャレンジ最終日である1月25日に、傷痕や嘘をバウムクーヘンの断層に見立てて書いた『崩壊バウム』を投稿。
AIさんが作曲したものをそのまま投稿してもよかったのですが、折角なら自分で歌ってみようと思い、アカペラでの投稿をしました。
その投稿がこちら👇🏻
鼻声がかなり目立ちますが、それはご愛嬌ということで・・・(笑)普段から私の投稿を聴いてくださっている視聴者さんの中には、突然の変化球に驚いた方もいらっしゃったかもしれませんね。
さて、それではここからは私がAI作曲を知るきっかけとなり、私のTikTok投稿の活動域を拡げた『崩壊バウム』自体にフォーカスをおいてお話していきます。
5年前に書いた、歌詞の全文はこちらです👇🏻
私は18歳〜19歳の時、夜のお仕事をしている男性とお付き合いをしており、その当時の関係性を思い返してこのような歌詞を書きました。
二人で積み上げてきた大切なものだと思っていた。しかし、それは自分が、紛れもなく自分が、嘘や偽りを無理矢理許容したことで膨れ上がった甘い傷痕で。フォークという名の真実を突きつけられた瞬間、全てに気づいて崩壊する・・・そんな様子を書いたものです。
情景を思い浮かべてくださった方もいらっしゃるのではないでしょうか。少しでもニュアンスが伝わっていたら嬉しいです。当時のことはまた別で記事にしたいと思っています。
そんな訳で、今回は【Suno AI】を使い、5年前に書いた歌詞を簡単な曲にしたという話と、その歌詞の概要を書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか。
AI作曲という新たな文化に触れることが出来て、私自身とても新鮮で面白かったので、この記事を読んで興味を持ってくださった方は、是非触れてみてくださいね。
そして、他にも書き溜めている歌詞がありますので、TikTokの活動と並行して形にしていけたらいいなぁと思っています。まだTikTok聴いたことないよという方は、この機会に是非下記のリンクからフォローしてください🙇🏻♀️
それでは、最後まで読んでくださり有難うございました。また更新します│˙꒳˙ )ノ
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