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30代になって思う、若いうちにやっておけば良かったこと。


皆さんこんにちは。

今回は、色々な事があった20代を経て30代になった今の私が、若い頃やっておけば良かったなぁと思うことををまとめていきたいと思います。

色々あった20代はこちらから👇🏻



10代、20代の方には「そうなんだ、なるほど」と思ってもらえたら嬉しいですし、私と同年代や上の方には「そうそう、確かに」と共感してもらえたら嬉しいです。是非最後まで読んでいってください!

⚠️ あくまで私が思うことなので、絶対にやるべき!ということではありません。



その①:勉強(学力)


私が思う、若いうちにやっておけば良かったこと圧倒的第一位は勉強です。これを読んでくださっている学生の方は「まじかぁ~」と落胆しているかもしれませんが、ひとえに勉強と言っても、何も学力の勉強だけではありません。

勉強の中には、後の項目にも出てきますが様々なジャンルがあり、その中でも一番ポピュラーな項目が学力というだけです。まずは、その学力から私なりの解釈をお伝えします。


結論から申し上げますが、私自身は学力の勉強に関してそれほど必要価値を感じていません。というのも、小学校・中学校にろくに通わず高校も一年で中退した私が、この通り何も困らずに生きていけているからです(おバカキャラは定着します)。


極論、算数(計算)と国語(敬語)と英語(簡単な単語)さえ出来れば問題なく生きていけると思っています。大人になったら三角錐の体積を求める機会も、歴代の徳川将軍や原子記号を発表する機会も訪れませんから。




それに、私が思うに、そもそも学校は勉強だけをする場所ではありません。では何をする場所なのかというと、人間力を育てる場所


美術での想像力、生態観察での洞察力、発表の場での度胸や瞬発力、行事での協調性やリーダーシップ力や提案力、普段の生活では人間関係の構築やタイムスケジュール管理等。道徳の授業なんかもありますね。そういった人間力を育てているうちに、学力も身についていくものだと思っています。

では、どうして項目に挙げたのかというと、将来、確実に学歴が自分のスペックになって付き纏うからです。


私自身、学業をしっかり行ってこなかったことに関して後悔はしてません。しかしそれは、今、私が、学歴が関係ない職種で、学歴を気にしない会社に、正社員として雇用してもらっているからであって、今後後悔する日が来ないとは言い切れません。

私がこの先、とってもやりたいことが出来て、そのやりたいことをする為には学歴が必要だと言われた時に、初めて後悔するでしょう。最近は学歴不問という職種の方が多いイメージですが、まだまだ日本の古い風習は消えていないように思います。


例えば、最終学歴が中卒のAさんと最終学歴が高卒のBさんが面接に来ました。その二人のその他のスペック(年齢や資格等)や礼儀正しさ等の人間性は同じです。あなたが面接官ならどちらを採用しますか?

私だったら、高卒のBさんを採用します。そういうことです。学歴不問というのは、学歴だけで判断しませんという意味なだけであって"あるに越したことはない"んです。


つまり、高校に行ける余裕と環境があるのなら、最低限高校は卒業しておくべきだということです。

人はいつ夢見るかわからないので、いつか見る未知の夢の為に投資しておくようなイメージですね。今、学生のあなたが、特にやりたいことがなかったとしても、いつか夢を見る日が来るかもしれない。だから、その未知の夢の為に今出来ることは"出来れば"毎日学校に通って人間力を育てること。そして、高校を卒業出来るレベルの学力を身につけることなのだと思います。

"出来れば"と表現したのは、それがしたくても出来ない方がいらっしゃることをわかっているからです。私も、私が中学3年生の頃に両親が自己破産し、高校に行ける余裕は正直ありませんでした。小学校の頃には、いじめにより不登校を経験したことがあります。

それはまたの機会に記事に出来たらいいなと思っています。



ここでのポイントをまとめると、
①:基本以上の学力は大人になったら使う機会がない。
②:しかし学歴は将来スペックとして付き纏う。
③:高校は卒業しておくべき。

こんなところでしょうか。それでは次の項目にいきましょう。




その②:勉強(その他)


一纏めにその他と表現しましたが、私が若いうちにやっておけば良かったなぁと思う学力以外での勉強は、マナーとお金の2つです。

まずはマナーからお話していきます。敬語などの一般常識は然ることながら、社会人になるとマナーを試されるような機会が突然襲ってくることがあります。

例えば、仕事で接待に連れていかれたり、社外プレゼン要員に抜擢されたり、はたまた、恋人のご両親に挨拶したり…そこでマナーがなっていないと、マナーがない人=人間力が乏しい人というレッテルを貼られてしまいかねません。


そうならないために、若いうちから様々なマナーを勉強しておくべきだと思います。前の項目で「学校は学力の勉強をするためだけの場所じゃない」とは言いましたが、これらの一般常識と呼ばれるマナーについては、ほとんどの所が教えてはくれません

しかし、日本はマナーに厳しい国でもあるので、社会に出てしまうと"社会人のくせに一般常識も知らないなんて"と、突然レッテルを貼られてしまうのです。おかしな話ですね。

そんなおかしい世の中だからこそ、ご自身で勉強する必要があるのです。逆に若いうちからマナーがなっていると"出来た子だぁ"と勝手に感心してくれますよ(笑)。



マナーには、3原則というものがあります。『人に迷惑をかけない』、『人に好感を与える』、『人を尊敬する』。まずはこの3つを覚えておけば、大丈夫だと思います。

食事をする場所や種類及び相手によって変わってくるテーブルマナーは『人に迷惑をかけない』という部分、サービス・クレーム応対を基本とした接客マナーは『人に好感を与える』という部分、表情・挨拶・身だしなみ・言葉遣い・態度を5大マナーとするビジネスマナーは『人を尊敬する』という部分が大きいのではないかと個人的に思っています。お祝い事やお悔やみ事を主とする慶弔マナーは全部に関わってくるかもしれませんね。



それでは次に、お金についてお話していきます。

昨今、老後2000万円問題や少子高齢化問題などが話題となっており、働く能力は然ることながら、自分で稼ぐ能力も必要と言われています。しかし、マナー同様、お金の使い方や稼ぎ方も学校では教えてくれません。

アメリカなどの先進国では、基本授業のひとつにあるらしいですが、日本はまだまだその段階には入っていません(でも総理は投資を推奨するという矛盾)。

ですからこれも、ご自身で勉強する必要があるのです。稼ぎ方にも色々な種類がありますが、それ故に誤情報も沢山出回っているようなイメージがあります。詐欺に繋がる可能性もあるそうなので、一度見た情報を鵜呑みにせず、しっかりとエビデンスを確認しながらの勉強をおすすめします。最近ではマネースクールというものも存在するみたいですね。


私もお金の勉強に関しては最近やり始めたところです。まだまだわからないことばかりなのですが、今よりもっと知識と視野が広がり、働き方の自由を選択出来たかと思うと、若いうちから勉強しておけば良かったなぁと思ったので項目にあげさせていただきました。



ここでのポイントをまとめると、
①:マナーやお金の稼ぎ方は学校では教えてくれない。
②:自分で勉強する必要がある。
③:ネットは情報が沢山あるが、誤情報や詐欺に
  繋がる可能性があるため注意も必要。
④:マナーを分かっていると感心され、
  分かっていないとダメ人間のレッテルを貼られる。
⑤:お金の勉強をしないと老後苦しむかもしれない、
  していると働き方の自由が選択出来る。

こんなところでしょうか。それでは次の項目です。




その③:部活や習い事


学業と似ているかもしれませんが、部活や習い事も経験しておいて損は無いと思っています。何故なら、若いうちに部活や習い事のような"集団行動"を経験し、何かに対して"打ち込む努力"することは、将来必ず活かせるからです。

実際に、就職面接の中で「学生時代、何か打ち込んだことや達成したことはありますか?」などという質問が飛ぶ例もありますし、私自身も会社での新人アルバイトの教育の中で、そういった質問をすることがあります。

何かに打ち込み、結果を残した過去があるということは、この人には諦めない前向きな姿勢や努力を形にする能力があるという分析が出来るため、そのような質問をするのだと思いますし、私もそう思い、質問しています。



就職活動に有利だから部活や習い事をしよう!というわけではなく、私は本当に将来活かせることだと思っていて、その理由が"成功体験"を積むことが出来るからです。

部活であれば、部活自体の憧れで入ったり、先輩がかっこいいから入ったり、友達と一緒に入ったり…動機は様々だと思います。

習い事であれば、親に言われて始めたり、きょうだいがやっているから始めたりと、家族関連で始めることが多いのではないでしょうか。



元々経験があって部活や習い事を始める方もいらっしゃるとは思いますが、ほとんどの人が未経験でのスタート。はじめは何も出来なかったことが、経験を積んでいくうちにどんどん出来るようになっていきます。

例えば、バスケットボールを未経験で始めるとします。最初はボールに慣れることや基礎体力をつけるところから始まり、次にドリブルの練習、ディフェンスの練習、シュートの練習と先に進んでいきます。

私も中学ではバスケ部に入っていたのですが、初めて練習試合に出場した時にはボールをカットされ、ディフェンスをかわされ、せっかく掴んだチャンスボールではシュートを外し、試合にも負けるという最悪の結果に終わりました。

しかし、1年生の冬頃に開催される新人戦に出場した時には、練習の成果もあり、相手のボールをカットしそのまま速攻レイアップシュートを決めることも、ファールをとってフリースローを獲得し、しっかり決めることも出来ました。


そういった"成功体験"をすることで自分に自信がつきますし、努力は報われるという実感を得ることが出来ます。その体験は、将来壁にぶち当たった時に必ずチカラになるでしょう。


そして、項目の冒頭で"集団行動"とも書きましたが、個人の成功体験も勿論ですが、チームで何かを成し遂げることは、また違った達成感があります。集団行動をする上での自分の得意なポジションを探ることや立ち回り力なんかも身につけることが出来ますので、若いうちにチームでの部活や習い事をすることがオススメだと言えますね。



ここでのポイントをまとめると、
①:部活や習い事は成功体験を積むことが出来る。
②:成功体験を積むことは自分に自信をつける。
③:集団行動は自分のポジションを探ることや
  立ち回り力などを身につけることが出来る。

こんなところでしょうか。それでは次の項目です。

あと3項目あるので、疲れた方は一度閉じて、また後日にでも目次から飛んで続きを読んでくださいね。




その④:美容ケア


偏に美容ケアといっても幅が広いですよね。私が若いうちにやっておけばよかったと思う美容ケアとは、主に肌ケアです。そして、肌ケアをするにあたって一番大事なことは、まずは自分がどういった肌質かを知ること。それにより使用するスキンケア用品やクレンジング剤も違ってきますから。

間違ったケア方法を続けてしまうとニキビ等が出来て肌が荒れたり、毛穴が開いてしまったりしてしまいます。一度開いてしまった毛穴は中々治すことが出来ないので、若いうちから自分に合ったケア方法を知ることが大事です。


かくいう私は若い頃、平成ギャルに憧れて厚い化粧をしていました。それでいて、正しいクレンジングやスキンケアをまともにせず過ごしていたので、今更肌(特に毛穴)に悩むようになってしまいました。

そして、私が抱えている肌悩みはそれだけではありません。若いうちから紫外線ケアをしていなかったことによる、シミもその一つです。今学生で特に運動系の部活に入っている方は難しいかもしれませんが、日焼け止めだけはこまめに塗ってください。アラサーの私からのお願いです(笑)。



まだまだこれだけではありません。女の子は特に、身体にも気を使わなければいけません。乾燥はお肌の一番の敵とも言いますから、お風呂から上がった際には、必ずボディクリーム等で保湿をしてあげてください。アラサーになって焦ってボディケアをしても、若い頃の肌感は戻ってきません。



それから、ケアとは少し遠のきますが、美容という点ではメイクの知識をつけることも若いうちにやっておくべきことの一つだと思います。というのも、社会に出たらビジネスメイクというメイクが必要となってきます。項目②でお話した、マナーにも繋がってくる部分ですね。

何度もしつこいかもしれませんが、ビジネスメイクもまた、学校では教えてくれません。むしろ「メイクをしてはいけない」という校則がある所がほとんどだという現状です。しかし、そんな校則に縛られ、いざ卒業し社会に出るとなったら今度は「社会人なんだからメイクくらいしなさい!」と言われる始末です。じゃあ学生のうちから練習させてくれや…って感じですよね。

今ではパーソナルカラー診断や骨格診断など、自分に似合うメイクのヒントを得られる診断も、メイク動画などの情報もたくさんあるので、いっぱい研究して社会人になる前にビジネスメイクをマスターしておきましょう。



ここでのポイントをまとめると、
①︰まずは自分の肌質を知ることが大事。
②︰正しいスキンケアをしないと
  肌が荒れて毛穴が開いてしまったり
  乾燥に悩まされることとなる。
③︰一度失った肌感は戻らない。
④:日焼け止めと保湿は絶対に塗りたくれ!
⑤:ビジネスメイクを学生のうちに習得すべし。

こんなところでしょうか。それでは次です。




その⑤:旅行


お次は旅行です。私は飛行機が苦手で高所恐怖症のため、海外に行くことは難しいですが、そんな私でも旅行は経験しておくべきだと思っています。

何故かと言うと、様々な土地や人、文化に触れることにより感性が磨かれると思っているからです。それに、若い頃は大人よりもずっと感受性が豊かだと思いますので、良い刺激をそのままに受け取ることが出来ます。学校行事である林間学校や修学旅行なんかも、そういう体験を子供達にさせるためにあるものなのではないでしょうか。


私の知り合いにも半年に一回は必ず海外旅行をする方が居ます。その方はいつも「自分の視野が広がるから旅行は絶対にするべきだ」と言っています。その方の言葉の中で、私が特に印象に残った言葉が「言葉が通じなくても心が通じるという瞬間があって、その瞬間が本当に好きで旅行している」というものです。

確かに、言葉の壁は高いと思いますが、それでも同じ人間ですからそういう感動シーンがうまれるのでしょうね。言葉が通じないから、治安が悪そうだから、なんか怖いから、という理由で旅行をしないのは勿体ない気がしてきます。私もその方の言葉を聞いて、飛行機に乗れさえすれば、色んな国へ行きたかったなぁと思わされました。

日本国内であれば、新幹線や電車を使って行けるので、今度家族と都合を合わせて旅行してみようと思います。その時に感じたことなどをまた記事に出来たらいいなぁ…なんて。



ここでのポイントをまとめると、
①︰様々な土地や人、文化に触れることで
  自分の視野が広がり感性が磨かれる。
②︰若いうちは感受性が豊かなため
  良い刺激をそのまま受け取れる。
③︰言葉が通じなくても心が通じる瞬間がある。

こんなところでしょうか。次で最後の項目となります。





その⑥:恋愛


最後は恋愛です。私は学生の頃、とても恋多き女だったのでやっておけば良かったことではありませんが(笑)、若いうちに経験しておくべきことだと思っています。


恋愛というのは、人間が経験出来るものの中で一番感情が大きく揺れ、人間力が鍛えられるものだとは思いませんか?

好きな人が出来たことで毎日ワクワク楽しくなったり、好きな人と話せた日にはドキドキしたり、他の異性と仲睦まじい姿を見てしょんぼりしたり…相手に自分の気持ちが伝わらなくて泣くこともあるだろうし、怒ることもある。

自分の中にある感情を知るには、恋愛をすることが一番手っ取り早い方法なのかもしれません。それに、恋愛は友情関係とはまた違った構築方法が必要です。友達よりももっと深く、相手に自分をさらけ出す必要がありますし、厚い信頼関係を築く必要があります。

しかし、自分をさらけ出すにも限度があり、全ての感情を剥き出しにしてしまうと自己中心的だと思われ、信頼関係は築けません。その塩梅を学ぶことも必要。

自分の中の感情を知り、さらけ出す塩梅を学び、信頼関係を築いていく。その過程の中で何度も自分を省みて成長し、人間力を鍛えていく。


恋愛での失敗談などをよく耳にしますが、失敗もまた経験の一つ。自分がどんなことで相手に失望し、どんなことで悲しい気持ちを抱き、自分のどんな所が相手を不快にさせ、大事な人を失った時に自分がどうなるのか。そういった面を知ることが出来ます。



若いうちに経験しておくべきだと思った点は、こんな風に人間力を鍛えられるという点が一番ですが、他にもあります。

人間の人格形成は10歳頃には完成すると言われていますが、私は思春期の頃の経験が大きく左右すると思っています。

実際に私は、全く人見知りをしない陽気な子供でしたが、思春期の頃のひょんなことから人見知りをするようになり、考え方もガラリと変わりました。同時期に恋愛も失敗しているので、今思えば人生で一番大変な時期だった気がします。10歳頃に人格が完成し、思春期の頃に価値観が固定されると考えるとわかりやすいでしょうか。


思春期の頃に恋愛をしなかったとすれば、恋愛の知識も自分を省みる機会も少ないまま価値観が固定されるということになります。価値観が固定されてしまって(大人になって)から初めての恋愛をすると、完成しているはずのパズルのケースの中から、まだ嵌っていないピースが見つかったような感覚になるはずです。

自分はこういう人間だ!と胸を張っていたはずが、恋愛するとこんな感情になるんだ…と、初めての感情を知り、新たな自分を発見してしまうのですから。

パズルを組み立てている最中ならピースが出てきてもすぐに対応出来るけど、組み立て終わってしまった後なら、もう何処にそのピースを嵌めればいいのかわかりません。そうなったら大変です。色んな部分を削ってここか…?ここなのか…?と探っていかなくてはならなくなります。

そもそも、仕事という簡単に辞めたり休んだり出来ないような責任を背負った大人には、パズルを組み立て直す余裕は正直ありません。あと、単純に大して出会いもありませんしね(笑)。



だから私は、価値観の固定をする前に(もしくはその途中で)恋愛をすべきだと思います。



ここでのポイントをまとめると、
①︰恋愛は人間力を鍛える一番の近道。
②:価値観の固定は思春期の経験が主になる。
③︰固定されてからの改変は非常に難しい。
④:そもそも大人になると
  大して出会いもなければ余裕もない。

こんなところでしょうか。





今回は30歳を迎えた私が思う、若いうちにやっておけば良かったことを全部で6項目にわけてお話してきましたが、いかがだったでしょうか?

他にも、私(僕)はこんなこともやっておけばよかったと思うよ!というものがありましたら、是非コメントにて教えてください。

この記事を読んだ方が、明日からの生き方を見直すきっかけになれたら嬉しいなと思います。


最後まで読んでいただき、有難うございました。
それでは、また。




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