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夜空日記(Yosora Nikki)-001

マガジン「夜空日記」のテーマは"日々思ったこと"で,要はたんなる備忘録か,それ以下のメモの片隅にある文字の羅列です.大抵は,記事に関するつぶやきレベルの代物.
「私達のような企業,すなわち革新的で協調的な徒弟制度文化では(リモート勤務は)理想的ではない,新たな日常でもない.できる限り早急に正すべき逸脱だ」  
  ゴールドマン・サックスCEOデイヴィッド・ソロモン(上の記事より)

徒弟制度――ようするに先輩社員による対面の指導.
ゴールドマン・サックスが革新的で協調的な企業かは断言できないが,昨今のオフィス削減の潮流の中では,めずらしい発言だ.同氏いわく,パンデミックからの脱却を模索する中で,企業の仕事の仕方が大きく変わることはないらしい.
:金融業界ならではの保守的観念のバイアスはそこにあるだろうか?

仮想通貨業界は,不正を働くテクノロジー狂が参入する分野だという誤解が広がっている.

なるほど,これはあまりにも酷い誤解だ.過激派のテロを見て,イスラム教徒を狂信者の集団だと決めつけるような誤解である(なお,上記記事の内容はとても興味深いものだ).

 Amazonは消費者には優しい(?)が,自社の労働者(特に低賃金労働者)にはひどく厳しいことは,ここ近年指摘されてきた.労働環境の劣悪さはそれなりに知られている(スパイ?の件もあったおぼえがある).
 とはいえ,記事にあったリーフレットや郵便ポスト,ムービーはあまりにも露骨でお粗末だ.NSDAPの露骨な投票券を思い出すほどだ(さすがにちょび髭のほうが露骨だったが).

反組合的なムービーには,労働者が「組合なんて要りません。私たちは、会費を払わなくてもやっていけます」と言うシーンがあるらしい.
:経営陣と労働者,どちらの本音かなど,考えなくてもわかる.

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