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「プレイング」ディレクターの悲哀
制作者は現場に入って数年すると、プロジェクトを任せられるようになる。
今まで1日を制作だけに充てていたのに、管理(ディレクション)もしなければならなくなる。
制作と管理の両立は難しく、片方を立てればもう片方が下がる「トレードオフ」の関係になっている。
ディレクションは大切な仕事で、そもそも正しい交通整理ができないとプロジェクト自体が上手く進まない。
しかし、常に新しい情報を仕入れていないと知識が
「共感」を生み出す「隙」
人は音楽・映画・漫画・など、様々なものに共感し感動する。この「共感」という心の感情はどんなものなんだろうか。
以前漫画家の浅尾いにお氏がテレビ番組で次のように言っていた。
あまり精緻に描くと人は物語に入り込めない。だからあえてアナログの余幅を作りに行く。
この「余幅」という言葉に当時とても感銘をうけたことを覚えている。
完璧すぎる描写には、共感し感情移入できる隙が無いことを、ユーザーの反応か
お客様が望むもの、本当の理解
WEBディレクターも長くやっていると、新しいWEBサービスを導入してもお客様が使いこなせない雰囲気が分かり、もったいないと感じることがある。
ITが生活に深く入りこんでいるにも関わらず、いつもきまって、最後にはWEBは全く効果が上がらないと言われてしまう。
長年このパラドックスを自分の不甲斐なさ、能力の足りなさだと思っていた。でも、いくら自分で納得のいくものが出来ても答えが変わらない。
考えた末
WEBディレクターに求められること
WEBディレクターとして10年目の節目を迎えたので、この仕事に求められることをまとめておきたい。
WEBディレクターに求められること。
1.お客様の悩みをITの力で解決すること。
2.製品が売り上げに貢献しているか的確に判断すること。
3.売り上げに貢献するための努力(経費削減・効率アップ)
この3つは10年たってやっと見えてきたものなので、重要な要素だと思う。
それぞれの相関関係はこのよう