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私はいったい仕事を通してどんな世界を実現したいのだろう(前編)

私はいったい仕事を通してどんな世界を実現したいのだろう もう少し具体的に言うと、 私は、仕事で自らが行ったことを通じて、どのような社会のあり方やどのような人間のこころの動きを発露・促進させたいのだろう この問いに対して、 今回と次回の二回にわたって考えていきたいと思う。 この問いについて考えようと思った理由は、三つある。 第一に、この春入社した会社が行っている事業は、人の豊かさに寄与する素晴らしいことなのに、「なぜその仕事をするのか」という経営の根幹の部分について、会社

    • 社会人1年目の4月の感想

      こんばんは。今日も一日お疲れさまでした。 さて、私はこの4月から社会人になり、企画営業職として働き始めました。今はまだ新人なので日々社会人の常識とか会社のこととか仕事のやり方について、上司からすごい量の知識のシャワーを浴びています。 日々、学ばないとけないことが多くて、忙しい。 ですが私はこんな日々が大好きです。 というのも、上司のやり方に必死に食らいついていったらきっと成長した自分の姿が見られるんだろうなという予感がしているから。 未来への明るい予感や期待って、日々を生きる

      • 卒論おつかれさま休暇ーひとり東京旅

        卒論おつかれ様休暇と称して、ひとり東京にいるのですが、東京って場所によって全然雰囲気が違って面白い。それぞれの街の成り立ちを勉強したくなった。 【丸の内〜有楽町】 The バリキャリの街という印象。 通りを歩く人は皆、キマっている感じ。 それもそのはず、丸の内に軒を連ねる会社は銀行、保険会社、商社、貿易会社など規模の大きい会社ばかりだ。ここの街中でランチを食べたのだが、おしゃれで洗練されたカフェがなんと多いことか!感動した。カフェの座席から、道ゆく人を眺めていると、皆さん本

        • 「媒質」としての生き方

          最近、色々な活動をされている方々の事を追っていて、腑に落ちることが一つありました。 それは、 私たちは何かの「媒質」になっている時、生きている実感を感じるのかもしれないということ そう考えるに至った具体的な出来事は、 ・ピアニストSさんがショパンコンクールの演奏後に、 「自分”が”弾いているという感覚ではなく、自分を媒介として現われて来るショパン”が”弾いているとい感覚なんだ。」と言っていたこと。 ・共創プロセスデザイナーのUさんが、「自分は人々がより良い形で組織を作って

        私はいったい仕事を通してどんな世界を実現したいのだろう(前編)

          何者かになりたい、という病

          何者かになりたい。 色んな選択肢が見える。 自分はどれを選んでもいいんだ。 そのなかで、自分が何者かになれるものを、選ばないといけない。 こういう風に思考してしまうことは、実は病なんじゃないかと思ったりする。 というのも、私はこういう風に考えてしまうと、未来ばかりみて、現実を蔑ろにしてしまい、現実に地に足ついたことが出来なくなってしまうことが多いからだ。 ・色んな選択肢が見えすぎる ・"自由"に選んでいいよという名の「自由に最良のものを選べ」 でも、最良のものがどれ

          何者かになりたい、という病

          自分らしさ、という言葉の怪しさについて

          「自分らしく生きたい」「自分らしさって大事だよね」 うんうん、私もそう思うよ。 「自分らしく生きよ」 そうだよね、自分らしく生きれないと嫌だよね。 でも、ちょっと待って。 一旦立ち止まってみようじゃない。 「自分らしさ」って何? …うーん、まあとりあえずググってみようか、、 と、なってはいけない笑 自分の頭で考えることを手放したらよくないと思うから。 私が思うに、「自分らしさ」って、自分の内を自分で覗き込んで自分に教えてもらうものじゃない。 過去に、いろんな人が「

          自分らしさ、という言葉の怪しさについて

          自己分析という名のラベル貼り

          ぺたぺたぺた。 ああ、今日も自分にラベルが一枚増えた。 「あなたは、内向型人間です。」 ペタ。 私は現在大学3年生。周りは就活解禁に向けて、いそいそと説明会やESに取り組んでいる。 私はまだ、していない。 就活の選考で、ある人を判断するとき、その人がどんな人なのかを、採用担当者は、属性やラベルで判断する。 ラベルが明確な人ほど、「わかりやすい」人だ。 1日に何十枚、何百枚ものESを見る採用担当からすれば、自社に合う特性が「わかりやすく」示されている方が、良いのだ

          自己分析という名のラベル貼り