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クワガタはどこにいるのか!?

親子でクワガタ採りを楽しむ、札幌市在住の一児の父です。

私は小学生時代、とにかくあらゆる昆虫の採集・飼育に明け暮れる昆虫少年でした。
中でもクワガタは私にとっては特別な存在で、1種類でも多く1ミリでも大きいものを追い求め、昼夜問わず探し回る日々を過ごしていました。
しかし大人になってからは、決して興味がなくなったわけではないのですが、日々の生活の中から「クワガタ」は縁遠い存在となってしまいました。

近年採集したクワガタたち

クワガタ採集欲の再燃

数年前に、道央の「穂別キャンプ場」に家族泊まったときでした。子供と散歩がてら管理棟に行くと、木枠に金網を貼った70cm四方くらいの飼育容器のようなものが玄関前に置かれていて、見るとその中にはミヤマクワガタがうじゃうじゃと歩き回っていました。私も息子も目が釘付けとなりました。

ただ、そのクワガタたちは売り物ではなく、展示用とのことでしたが、どうしても欲しいと言わんばかりの息子のまなざしを見て、親心から願いを叶えてあげたいと思ってしまい、職員さんにダメもとでお願いしたところ、オス1匹を頂くことができました。

そのミヤマを息子の胸にくっつけて、2人上機嫌でテントに戻っていきました。
あとで思うと、実は私の方がもらえたことを喜んでいたかも知れません。

穂別キャンプ場の管理棟

息子が喜んでいる姿を見ているうちに、私の中に沸々と、ある思いが込み上げてきました。

それは、さっき見た飼育箱の中のたくさんのクワガタたちは、元々この周辺の木々にいたはず。自分が子供の頃は、そういう木を見つけては色々なクワガタを採集していたのだから、大人になった自分は、子供の頃よりも幅広い判断力を備えるクワガタ採集名人であるはずだという思いでした。

その自信をもとに、息子には人から譲ってもらったり、ペットショップで買うのではなく、自分で採集することこそクワガタと向き合う醍醐味であることを体験させたいと思い、クワガタ採集を約30年ぶりに再開しました。

しかしいざ始めてみると、ことクワガタ採集に関しては、今の自分は小学生だった頃の実力には足元にも及ばないことに気付かされました。

その現実を突きつけられ、うな垂れてしまいそうでしたが、息子のためにもあきらめて投げ出すわけにはいかないと思い、それ以来「どこに行けばクワガタが採れるのか」を、徹底的に調べては足を運ぶ日々が続きました。

次回「誰も教えてくれないクワガタの居場所の見つけ方」

を是非ご覧ください!


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