やらなくていい家事だなんて、知らなかった。
ドイツは仕事も家事も、無駄を合理的に捨てて短時間でキッチリ済ませる人が多い印象です。
「台所が汚れるから、料理しない」
最初は冗談かと思いましたが真面目な話で、ドイツで時々聞きます。
自分達で掃除できず業者も雇えないなら「使わなければいい」という簡単な論理。
文化が違うので完コピはできませんが、抽出ハイブリッドで「楽になるのでは?」と思う机上の空論を綴ります。
●目次
1. そもそも、どうして家事って大変なの?
2. 「やるべき」を捨てる
3. やらなくてもいい家事とは
4. 簡単ライフハックよりも、生活の見直し
5. 机上の空論
1. どうして家事って大変なの?
以前の私はなぜ家事が大変だったのか考えました。
①やらなくていいなんて知らなかった
②物が多くて、不便だった
③キッチリ!が気分良かった
④現代家電の凄さの理解不足
⑤調べて考える時間がなかった
⑥手抜きは怠惰で悪い事と教えられた
数々の呪いから目が覚めて良かった…。
特に、自己改善が難しい①番。
「やらなくていいなんて、知らなかった」
これ。
幼少から刷り込まれた常識は、非常に厄介です。やって当然だと思ってるから「やらなくていいですよ」と教えても、「いやいやいやいや、やるべきでしょ?」で普通は終わりです。
情報をリスト化してお伝えするのが無意味なほど、常識の壁は厚い。
まずこの常識の壁を壊していきましょう。
2. 「やるべき」を捨てる
「やるべき」は状況によって変わります。
介護タスクが加われば、多くのこだわりは所詮すぐに「無理だ」と廃止するので、今から早々にやめて、ゆったり暮らせばいいです。
私はワンオペで幼児を育てながら、大柄な外国人の義父母2人を介護して、全員分の料理もして、2世帯の家を毎日掃除して、さらに仕事もして、
「全部できない」
こんな当たり前のことを、心身が爆発してから気づいたんです。ははは。
大嵐の中では生き残りに全神経を集中させて、大急ぎで積み荷(無駄ルーティンワーク、こだわり等)をガンガン捨てます。
理想や体裁よりも、命が大事。
人間として生きる為の時間を確保しないと、綻びは徐々に大きくなります。
そして、実は毎日ゆったり過ごすほうが、収入も上がったりします。
時間増と収入増のスパイラルに入って、更にのんびり暮らせばいいです。
通常時は労力80%で回して、残り20%を緊急時用に常時キープ。
乳幼児がいるパパママも、独身者も誰でも共通事項として、通常時は労力80%で回せる程度まで、タスクをごっそり捨てることが重要です。
通常時から100%設定だから、毎日すぐに溢れて一年中が火の車になるんですよ。緊急時のために、捨てがたいタスクを捨てて、残り20%を毎日確保して、のんびり暮らすことが好循環の入口。
●「まだ大丈夫」と思えるうちに、対策を立てて動く。
捨てがたい習慣や理想も、看護や介護など緊急事態になったら結局捨てるしかないので、今からガン捨てしていいです。完璧家事よりも、時間確保と貯金ですよ。収入増やして貯金と余力が常にあれば、大概の危機的状況をもっと楽にクリアできます。
でもまだ両親は健康だし……とのんびりしてる暇は無いです。倒れる時はいつも突然。若くして倒れる伴侶もいます。少ない資本と時間で、苦境から脱出するのは至難の業です。今すぐに、労力8割の生活へ、改善を始めるといいです。
「できない」と思考停止せずに、「どうしたらできる?」と考えれば、未来は変わります。それでも「できない」と挫けそうな時は、
自分や家族が倒れた時の後悔を、一度想像してみてください。
3. やらなくていい家事とは
冒頭の「台所が汚れるから、料理しない」に集約されていて、やらなくても問題ない家事は全て「やらなくていい家事」です。
業者や機械がやって済めば、一番いい。
料理しないで台所をキレイに保っていても、問題なければ個人の自由です。
とはいえ、最新家電は高価で、業者料金も高いですよね。でもそれは別の問題だと、区別することが重要です。
ご家庭によって事情は変わりますが、「時間・予算・労力」を駆使して、自らやらなくて済む家事を全て、全力排除します。
4. 簡単ライフハックよりも、生活の見直し
時短レシピ/家事の技が沢山あるのに、多くの人達はなぜ忙しいのでしょうか?それは恐らく、ゆったり暮らしへの根本的解決にはならないから。
数分を節約しても、他で毎日何時間も無駄にしていたら意味ないです。
悪い習慣や常識を変えて、根本から解決を目指すと、まとまった時間ができて幸福度が高くなります。
ちなみにドイツみたいな食事に変える必要はありません。日本も昔は現代のような食生活ではなく、簡単な食事もありますよね。
ファミレス並みに毎日変わる多彩なメニューや、毎日パーティーみたいな夕食は、もう変えた方がいいです。レベルが高すぎます。
5.机上の空論
生活習慣や常識を変えるのは至難の業ですが、本当に望めば変えられます。無意味に不利になる考えは、早めに変えましょう!
・イベント
・食事
・起床時間
・テレビ視聴
・ネット利用 等
「家族と一緒に暮らしてるから、私1人が変えたくても変えられない」など問題はあると思います。それでもご家族を巻き込んで、できるところから少しずつでも変えていくと、全員の未来が変わります。
「他人は変えられない」とはよく聞く話ですが、でも赤の他人と「人生の伴侶と子供」とでは、また話が違います。家族というチーム全員で、人生の総合的なプラスを目指します。
「でも、うちのキッチンは狭いし……」など、できない理由を探し続けて、行動しないのはもう止めましょう。変えるために考えて行動します。
「でも〇〇だから、△△できない」
↓↓↓
「今はまだ〇〇だけど、△△できるにはどうすればいいだろう?」
本人が自ら、変わりたいと心から望むなら、家族チームの勝利を目指せるなら、変われると信じています。
変わりますよ!
良い暮らしを諦めて一生過ごすほど、我慢強くなければ。
では具体的にどう変えていったらいいのか?
各項目を、今後noteで連載したいと思っています。(※無料)
カテゴリー別に分けて読みやすくする予定です。
まとめ
・常識の壁を壊そう
・「やるべき」を捨てる
・通常は労力80%で回して、残り20%を緊急時用に常時キープ
・平日20%も余力があるから、毎日のんびり
・完璧家事よりも、貯金と体力温存
・時間増と収入増のスパイラル
・「まだ大丈夫」と思えるうちに、対策を立てて動く
・倒れた時の後悔を、一度想像してみる
・やらなくて済む家事を、全力排除
・ 簡単ライフハックよりも、生活の見直し
・できない→できるには?の癖をつけよう
・できない理由を言い続けて行動しない癖をやめる
・できるところから、少しずつでも変えていく
・我慢しない
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