LGBT・マイノリティで町は消滅しない。むしろ少子化に歯止めを。

今回の足立区議の謝罪で思ったこと。

 ※少子高齢化の対応について「L（レズビアン）やG（ゲイ）が法律で守られているじゃないかという話になったら足立区は滅んでしまう」等の発言に対し、多くの批判が集まった件。

 LGBTの当事者を含むたくさんの人たちが、
「#私たちはここにいる」というハッシュタグをつけてSNS上で投稿していました。

こういういうことを普通に、当たり前に暮らしている人がわざわざ発信しなければならない社会がそもそもおかしい。

 いたって当たり前に大事な人と生活しているだけなのに、そこにあえて他人が「お前ら、おかしい」なんて言うことではない。

確かに「昔の人」は考えが古いということはあるだろう。

親の代、その前の代から続く環境や考え方に支配され、教育され頭からそれを正しいと信じてしまっている。だから一概に、その人だけのせいとは言えないのだけれど。

 これは自戒の意味も含めてだが、
今一度自分自身の身についた、
これまでしてきたから当たり前と思い込んでいることを疑う勇気を持ってほしい。

 

世の中には、おかしなことがいっぱいあります。

時間がたてば、時代が変われば今の常識なんてあっという間にひっくり返る。

 今でこそ人種差別は禁止されていますが、ほんの少し前までは肌の色が黒いというだけで黒人は迫害されてきました。
彼らに人権を認めず（人間ではない、ということ）、奴隷として使っていた。

なんだそれ？　って感じではないですか？
人間が人間を家畜のように扱っていたのです。

今の10代、20代の方々、どう思いますか？　

それが少し前までの世界です。
今、考えられますか？

もちろん今でも人種差別は根強く残っていて、白人警察による黒人への発砲が続いています。

白人は、白人の側から世界を眺めて、
肌の色が自分たちとは違うということだけで、
その比較から黒人とか黄色人種なんて差別的発言を繰り返し、行動にまで出てしまっているのです。
ひどい勘違いですね。

 

 おかしなことの一つが少数者に対する偏見

そのおかしなことが、セクシュアルマイノリティー及び、その他の少数派に属する人達に対して今現在行われているのです。

 あなたが暮らすその生活圏内だけがこの世のすべてではない。

 その範囲内にいて穏やかに暮らしている今の生活は、
その人にとっては常識であり、当たり前であり、正当なもののように思われるかもしれないけれど、
別の生活圏内でそれぞれいたって当たり前の生活を営んでいる人がたくさんいる。

そういう誰にでもわかることを忘れてしまってはいけないと思う。

 あなたにとっての当然は、他人にとっての当然ではない
ということ。

 

仮に同性愛者の数が異性愛者数を上回ったとしても、それで一区が滅ぶようなことはないので、いずれにしても安心しましょう。

しかし子供の数、つまりは人口数の低下で地域が消滅することはある。

子供を持ちたい異性夫婦、同性パートナー（まずは国は同性婚を認めるべき）、他のセクマイパートナー、独身者は大勢いる。

 女性の社会活躍が言葉だけになっていやしないか疑問もあるが、
女性の社会進出が進むにつれて高齢出産も増えている。

 歳を重ねると、卵子の数は急激に減るし、卵子の老化もあって高齢での出産には遺伝子異常も増加するという。

若い、健康な卵子が必要になる。

希望者全員が可能になる卵子凍結保存法とかできればいいのに、
なんて思う。

そうすれば女性は将来に夢や希望が持てる。

仕事が楽しくなってきた矢先に結婚、妊娠、出産、育児に時間がとられ、
理解の進まない男性の協力も虚しく疲弊するのは、残念ながら今のところ女性です。

 

男性の100人に1人が無精子症とワイドショーで言っているのを聞いた。

もう、不妊は女性だけのものとは言えません。

未だに妊娠にいたらないのは女の方に問題があるといって、男のプライドから診察を受けない人がいるけれど、
もし本気で子供を望んでいるのであればその考えは改めた方がいいでしょう。

 

精子は歳によって性質が変わるのだろうか？
⇒精子卵子凍結保存法なんて、どうでしょう、と安易に考えてみる。

 

人は日々老いていきます。一日一日、古くなっていく。
妊娠って、精子と卵子がお腹の中で出会った。
→はい、生まれます！　
じゃないからね。
そこから10カ月育ててようやく出産だから。
その間、親も一歳食っちゃうということ。

そうこうしている現在も、本当に子供を持ちたい人の人生が失われていく。

 わたしは自分が子供を持って、
欲しいと思う人には
ぜひ子供がいる生活を味わってもらいたいと思っている。

 もう、速攻女性議員を増やして、速攻妊娠・出産なんかに関わる法整備をした方がいいのではないだろうか？

決めるポジションにいるのが圧倒的に男性が多くて、女性に関する法律はなかなか通らない。
倫理だ日本の風習だと、なんやかやと屁理屈を言う。

 バイアグラなんかあっという間に認めたくせにね。

 

不妊治療や代理母出産、特別養子縁組、里親制度など、子供を持つことに関して様々な方法があるから、今度詳しく調べてみようと思っています。