自分の感性を疑うな

妹が新作のホラー映画を見て来たらしい。

その映画は妹からしたらとても怖く、衝撃的なシーンが多く、面白かったと。見てきたことを、自慢するように家族に話していた。

次の日、私と一緒にその映画の予告を見ていたらその映画を否定するようなコメントがたくさん出て来た。

「小学生レベルのホラー」
「大人が見ると後悔する」
「全く怖くない」

これらのコメントを見ている妹がとても悲しげに見えた。

自分の感じたものは誰かと共感し合えても、全く同じ考えを持つ人はほぼいない。

それは人間だから。
一人ひとり違った考えをもつものだから。

ここで、
あぁそういうふうに感じた人もいたんだな、
怖いって思えた自分って映画を楽しめたんだな

そんなふうにポジティブに捉えられたらとても素晴らしいのだが、ことをネガティヴに捉えやすい妹は、
反対のほうへ気分が落ちてしまった。

自分の感性、考え、意志は守り信じ抜き、大切にし、他人の意見も受けつつも流されず、そんな考えもあるのかと思える広い心があればこんなひとつのことで悩まされたりしないのだが、そんなに人間簡単に考えを変えることはできない。

ネガティヴ思考をポジティブ思考にすることは、
できると物凄く生きやすくなるのだが
変えることが1番難しいことだと思う。

私の目標は妹に私のようなポジティブ思考に変換できるようにさせること。