見出し画像

1月15日 初めは付随サービスだったウィキペディア。

今日は何の日?をビジネス視点で掘り下げ「頭の体操ネタ」にしています。
今日の「頭の体操」用質問例はこちら。

→日本ではウィキペディアの編集に参加する利用者のうち、登録せずに行う割合が他国に比べて高い(他国は2割前後だが、日本は4割を超えている)。これにはどのような理由が考えられるだろうか?


2001年のこの日、ウィキペディアが公開を始めた日に由来する「ウィキペディアの日」です。

いろいろとお世話になることが多いウィキペディア。できてから20年なんですね。

ウィキペディア。あまり由来とか考えたことなかったですが、以下のような経緯でできたインターネット百科事典プロジェクトだそうです。

2000年3月ウィキペティアの前身となるヌーペディア(Nupedia)がスタート。百科事典を意味する「エンサイクロペディア(Encyclopedia)」とフリーソフトウェアプロジェクトの「グヌー(GNU)」という2つの単語に由来するもので、ウェブ上の百科事典プロジェクトです。

ウィキペディアと異なり、専門家によって執筆された百科事典記事を提供する仕組みで、ウェブ広告企業ボミスが資金提供を行なっていました。

ところが仕組み上記事がなかなか増えなかったこともあり(最初の年に完成した記事は12本)、2001年1月にウィキペディア(wikipedia)がヌーペディアの付随プロジェクトとしてスタートします。

なお、Wikiとは不特定多数のユーザーが共同してWebブラウザから直接コンテンツを編集するWebサイトのことです。

これにより査読前の段階から記事の共同編集が可能となり、ヌーペディアの発展を促すと期待されていました。

一方で、この動きをヌーペディアの編集者・査読者は拒否感を示したこともあり、独立したプロジェクトとして出発することになり、それがウィキペディアのスタートとなりました。

その後、記事は1ヶ月で1千本、9ヶ月後には1万本を突破、1年で2万本を超え、その後も順調に増えていくことになります。

また、多言語化も急速に進み、誕生から2ヶ月後にはドイツ語版、半年後には日本語も含む10以上の言語のウィキペディアのサイトが立ち上がります。

資金面では、2002年3月にITバブル崩壊により、ボミスが資金提供を停止、2003年にウィキメディア財団が設立され、この時にウィキペディアのロゴとしてジグソーパズルのピースを組み上げた球体が採用されました。

以降も発展し続け、2005年には英語版の記事は75万本突破する一方、ウィキペディア記事が荒らされ、ある人物について誤った経歴が数ヶ月間掲載されていたことが発覚、大きなスキャンダルになるなどもありました。

その後も発展し続け今に至ることになります。



→日本ではウィキペディアの編集に参加する利用者のうち、登録せずに行う割合が他国に比べて高い(他国は2割前後だが、日本は4割を超えている)。これにはどのような理由が考えられるだろうか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?