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掛け算の順序って必要ですか?

掛け算の順序が違うから、不正解にする、っておかしくないですか?
(最後にはくつばこ+のテーマに戻ってるはず…)

こんにちは、くつばこ+のうたです。新年早々、中間試験ラッシュが始まりました。年末年始挟むことで、忘れたころにやってくるっていうあまりにひどい日程だと思うんですけど、どうなんでしょうか。

☆掛け算の順序

小学生のころ、初めて掛け算を習うとき、なんて習いましたか?
ほとんどの人が、(一つ分の数)×(いくつ分)の順序があると習ったのではないでしょうか。
では、この掛け算の順序は変えちゃいけないものなのでしょうか。この議論は前からTwitterなどではよく話題になるので、色々な意見があると思います。僕なりの意見を今日は紹介したいと思います。

☆掛け算の順序は気にしない。だって、答えは一緒になるから

掛け算の順序が反対だからと言って、減点するのは合理的じゃないなというのが個人的な思いです。もちろん、教えやすいように(一つ分の数)×(いくつ分)と説明するのは問題ないと思います。しかし、そのあとすぐに、掛け算の順序を変えても計算結果は変わらないと習うわけです。だとしたら、逆に書いていても減点するのは厳しい気がしませんか?

☆後に来るのは無単位のものでないといけない?

(一つ分の数)のところの単位と答えの単位が一緒であるという話を小学生の時にされましたが、これも嘘ですよね。例えば、

6人に1人当たり4本鉛筆を配ると何本必要ですか?
6(本)×4=24(本)

となるから、順序が必要であるということです。でも、これ、単位の設定としては微妙だと思うんですよ。だって、〇本というなら、〇人ってなるはずですよね。なので、式は

6(本/人)×4(人)=24(本)

になるはずです。そして、このように考えると、多くの場合において、式に出てくる単位と答えの単位は一致しません。わかりやすいのは面積ですよね。式には長さ、答えには面積の単位が出てくるので。つまり、無単位が後ろっていうのも変ですし、前の単位が答えと一致するというのも、変な考え方なんですよね。

☆常識は疑おう

今まで習ったこと、思い込んでること、それらが正しいとは限らないことは往々にしてあります。一昔前なら、「同性愛者が子供を産まないから生産性がない」とか言っても、そこまで問題にならなかったでしょう。しかし、今ではしっかり問題になりますよね。こんな感じに、常識は変わったりしますし、最初に習ったことが本当に正しいとも限りません。だからこそ、いろんなところから、様々な情報を仕入れるルートを持っておくこと、そして、興味関心をさまざまなことに持ち続けることが大事なんでしょうね。
(ということで、その一つの助けにくつばこ+のnoteがなってたらうれしいです)

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