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バリアフリーじゃなくて、ユニバーサル

バリアフリーバリアフリーって言う時代はもう遅い!視点を変えてユニバーサルに!

こんばんは、ユニバーサルといえば、USJに行きたい。くつばこ+のりこです。今日は、バリアフリーのお話。そして、ユニバーサルデザインのお話。

バリアフリーにしよう!って、例えば文化祭などでいろいろやってきた私ですが、この間「バリアフリーよりユニバーサルデザインっていう言い方にしましょう」といったようなお話を聞いて、深く深く納得したので、わかりやすく説明していきたいと思います。

☆バリアフリーって?

「バリアフリー法」などと、法律名としても使われる「バリアフリー」は「障害者や高齢者が、社会で生活するうえでバリアになっているものをなくそう」という考え方です。例えば、今ある段差にスロープをかけるとかですね。

☆ユニバーサルデザインって?

それに対しユニバーサルデザインは「誰もが使えるデザイン」を目指し、設計の段階でする工夫です。例は明日たくさん紹介しますが、例えば誰でも通れる広い改札などです。バリアフリーには、The Center for Universal Designが定める原則があり、それがこちら。


1.誰にでも使えること。(Equitable Use)
2.使う上で柔軟性があること。(Flexibility in Use)
3.使い方が簡単で、直感的にわかること。(Simple and Intuitive Use)
4.必要な情報がすぐにわかること。(Perceptible Information)
5.簡単なミスが危険に繋がらないこと。(Tolerance for Error)
6.身体的な負担が少ないこと。(Low Physical Effort)
7.アクセス・利用しやすい十分なスペースが確保されていること。(Size and Space for Approach and Use)

THE PRINCIPLES OF UNIVERSAL DESIGN(Copyright 1997 NC State University, The Center for Universal Design)

☆バリアフリーから、ユニバーサルへ。
 小数向けから、多数向けへ。

この考え方は、考え方に関わる観点から推奨されています。多くの人、すべての人向けのものを作るということはつまり、障害者(その対応の対象者)とそれ以外、という線引きをしないという点の良さです。何が良いのかというと、「バリアフリー」はバリアがあるからこそ使える言葉。つまりマジョリティーがマイノリティーを排除する線がない、対等な関係性の中で生まれる製品だということです。その作品を作る過程で、使う人の声を様々に取り入れ、だれにとっても使いやすいものができる、その考え方が好きです。

そしてまた、単に不便を「埋める」というだけでなく、楽しみや、多くの人の便利を生むことができるのがユニバーサルデザインだと思います。ちょっとした遊び心とともにユニバーサルデザインを考えれば、もっと楽しい製品がたくさんできそうですね。

バリアを

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埋めるだけじゃなくて

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そこに花を咲かせられたら。

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