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性的マイノリティと人種?

白人の性的マイノリティと黒人の性的マイノリティの人、どっちが辛いとかではないと思うんです。
こんにちは、くつばこ+のうたです。授業の課題をやらなきゃいけないのはわかっていても、まだ大丈夫と後回し。今のところ、ちゃんと終わらせているので大丈夫なはずです。

☆性的マイノリティの人って、一致団結してる?

性的マイノリティの集団、つまりクィアの人達はいつでも一枚岩かと言われると、かなり怪しいところがあります。クィアの人と言っても、比較的裕福な生活を送っている人もいれば、白人の労働者階級の生活が苦しい人、黒人差別も受けたことがある人、様々なタイプがいました。なんなら、今でもいます。そんな環境の違いが一枚岩にさせにくくするわけですね。

☆ある一言が関係を悪くすることも

「性的マイノリティの人って黒人のように差別される存在だよね。」という、何気ない一言が関係を壊したりします。「性的マイノリティの人」という発言が、「(白人の)性的マイノリティの人(でも)」まで含まれているように思えるという理由からです。言われなければ気が付かない気もするんですけど、言われた瞬間にそうとしか見えてこない気がしませんか?

☆性的マイノリティだけじゃない

これはいろんなものに当てはまります。例えば、視覚障害者と言っても「全盲」の人もいれば、「弱視」で少しは見える人もいます。色を見たことない人、ぼんやりとでも形も知っている人、全然違う気がしませんか? 当然、注意を払うところから、物の捉え方まで、大きく違いがあります。つまり、やってほしいことが変わってくわけです。

くつばこ+のnoteでよく出てくるのは、日本手話か日本語対応手話かどうか的な話ですね。日本語対応手話は手話じゃないと言うろう者もいます。もちろん、言語体系としてなっていないとか、そういう言語学的な話も大事なのでしょう。でも、そこで対立しちゃいけないと思うんです。人間にはいろいろな属性があって、大きくまとまれるならその方が良いという説もあります。逆に、ちゃんと個別ごとに見るべきという考え方もあります。でも、少なくとも、対立をしてたら両方にとって悪いほうに働くと思うんですよね。

耳が聞こえない事での共通の悩み事とか、絶対にあるはずです。そこに関しては少なくとも一緒に世界を良くしたほうがうまくいくと思いませんか?

ということで、今日は、マイノリティのマイノリティ。言い換えると、マイノリティの中の対立について話をしました。マイノリティの中で起こることを考えると、理想とする社会まではまだ遠いですね。

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