手話歌は偽善…?①
こんにちは、くつばこのうたです。今回は手話うたについて、うたが紹介します。(すべったー!)
☆手話歌とは?
手話歌は皆さんご存知ですか?知らなかったら、「手話歌」とYouTubeで調べてみて下さい。「手話歌」の定義はいろいろあると思いますが、今回は「音楽の歌詞を手話を使って表現するもの」としておきます。
☆手話歌が非難される??
手話歌は一見するといいことのように思えます。しかし、これを偽善という聴覚障害者や手話学習者がいるのも確かです。理由は
・単純に手話歌をしている人の手話が上手くない
・手話歌をしても手話はうまくならない
の2つが上げられると思います。この後詳しく説明します。
☆手話歌をしている人の手話が上手くない
手話歌をYouTubeで検索すると、手話ができる人ならわかると思いますが、手話が上手くない人が「てきとうに」やっている動画もあったりします。さらに大学の学園祭などでは、手話を間違える人が団体の中に混じっていることは少なくありません。手話歌をしているYouTubeはそれなりにあるので、それをまねしてるだけで、単語の意味しらないのかも?
☆手話歌をやっても手話はうまくならない
これは手話歌をしても、日本手話を使えるようにはならないということです。日本手話ってなに?という人に説明すると、実は手話と普段読んでいるものは、日本手話と日本語対応手話の2種類に分けられます。日本手話は単語の語順などが音声日本語とは違います。日本手話は先天的に聴覚障害を持っていて、かつ小さいころから聴覚障害者のコミュニティに入ってた人が使いがちです。逆に、日本語対応手話は音声日本語の語順そのまま。場合によっては指文字で助詞(の、が、をなど)も表現することもあるそうです。ということで手話歌を歌に合わせてやると、日本手話にならないので、日本手話の勉強にはならないということですね。個人的には、日本手話を使っている聴覚障害者や手話学習者に嫌われる一番大きな原因な気がします。
手話歌について、一部の聴覚障害者や手話学習者が思っていることをまとめてみました。次のnoteで僕が思う手話歌の是非を書いていきますね。では、また!
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