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食べるのがまぁー遅い遅い

小盛りのラーメンを食べるのに15分以上かかりました。
こんにちは!くつばこ+のせんです。サークルをしている最寄り駅でいつもより1本遅い電車に乗ったら、帰宅は30分遅くなりました。恐るべし乗り換え4回。

☆せんの食べるスピード

ついにうたのネタになってしまったせんの食べるスピード。うたが言うように、かなり遅いです。誰かと食べる時は99%最後まで食べていますし、後から食べ始めた人の方が先に食べ終わるというのもざらにあります。一人で無言で食べていても変わらず遅い。(冒頭のラーメンも家で一人のご飯です)
「食べるの遅いんですよ‥」と言うと、大体「よく噛んでるんだね。体にいいね!」と返ってきます。それはそうなんですが、困ることもしばしばあるのです‥

☆相手を待たせてしまう

うたが早く食べ終わってしまうことの困りごととしてあげていましたが、相手が食べ終わっているとやっぱり焦ります。「待たせちゃってるな」「早く食べないとな」と思い、それまで以上に頑張って食べます。
児童発達支援施設での実習中、一番大変だったことは実は給食でした。常に子どものそばに大人が数人いる状態にするために、職員は交代で給食を食べます。つまり、交代を待っている人がいて、私が食べ終わらないと次の交代の人が食べ始められない。サクッと食べることが求められている職種では、周りに迷惑をかけてしまうんです。自分で作って持っていくお弁当であれば量を減らして調整ができますが、一定量配膳される給食はそうはいきません。

☆頑張ってることが伝わらない

このままでは単なるせんの愚痴になってしまうので、くつばこ+の話に。うたは貧困につなげていましたね。今回は発達障害につなげてみようと思います。
せんの食べるスピードが遅い理由は、単純に噛む回数が多いんだと思います。高校生の時部活の仲間とご飯を食べていたら、突然「噛む速さは普通なんだね」と言われました。(あまりに食べ終わるのが遅いので、原因は何かと観察していたみたいです。恥ずかしい。)
そうなんです、噛む速さは普通。そして食べるのを怠けているわけでもない。至って真面目に頑張って食べてるんです。でもそれが周りに伝わらない。「なんでもっと早く食べられないの?」「食べようと思ったら早く食べられるでしょ」と思う人が、少なからずいると思うんです。早く食べられる人にとっては不思議なんだと思います。(きっとうたも?)
こんなことを考えていたとき、ふと発達障害と似てるかもしれないなと思いました。発達障害の様々な特性を見て、「どうしてできないの?」「頑張ればできるよ?」と、馬鹿にしているわけではなく、単純に疑問に思う人もいると思います。せんも発達のことはまだまだ勉強中で、どうしてうまくいかないんだろう?と思ってしまうこともしばしば。でも、本人は頑張っているのに「もっと頑張って」と言われてしまうしんどさが、少しだけわかったような気がします。

☆どうしても飛ばせない過程がある

「遅い原因はわかっているんだから、噛む回数を減らせばいいだけじゃん」と思うかもしれませんが、たくさん噛まないと飲み込めない。残念ながらこの過程をすっ飛ばすことはせんにはできないのです。ここは「こだわり」に似ているかもしれません。発達障害のある人も、「ここにこだわろう」と思ってこだわっているわけではないと思うんです。理由はわからないけれど、なぜか私はこの過程を飛ばせない。こういう感じなんじゃないかなと。だからこの過程がなくなるようにはたらきかけるのではなく、別のアプローチが必要なんですよね。

普段は「食べるの遅いよねー」「そうなのー」で終わらせていたことを考えてみて、いろいろ見えてきました。とりあえず、周りに迷惑をかけない手立てを考えようと思います。(時間がある時は許してください笑)

ちなみに、双子の妹は食べるのは遅くありません。親が言うには、双子で常に取り合いだったから早くなったのでは?だそうです。逆に私は、数年間一人っ子だったからもともとのんびりなのかもねと。これもうたの言う環境のひとつですね。

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