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詩)陽(ひ)

昨日は病院受診でした。

まだ午前9時半だというのに、夏の日差しは絶好調で、付き添いの女性ヘルパーさんは、日焼け対策の完全装備のもと、暑い中、私をのせる福祉車両の準備をします。

病院に着くと、玄関近くの障害者用駐車場は空きがなく、玄関から少し遠い所に車を停めました。

車から降りると、夏芝が青々と美しい病院の広い敷地の横を通って玄関へと向かいます。

陽の光の下、ヘルパーさんに車椅子を押してもらい玄関まで行く、ほんの数十メートルの間私は、暑いというよりなぜか、とても心地良かったのですよ。

『陽』


頬撫でる夏風が僕に

陽のぬくもりを気付かせた

夜に囚われ、ただひたすら

自分を追い込む事で、何かを

何かを見つけたいのなら

陽の光にまとわれて

青い夏芝の上を全力で駆けろ

夜が追って来れない所へ

その先は、守り人が必ず

きっと僕を引き上げて

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